2011年8月2日火曜日

嫌な天気

先の台風が迷走し開けた筈の梅雨を東北地方へ引き戻した状態にしてしまった。
それ以来涼しいのは良いが太陽が何処かへ行ってしまい嫌な天気が続いている、今日も晴れるかと思ったら曇りで雨が降るというので不急の外出を控えたが雨は降らない、電力不足で困っている政府と電力会社にはよいかもしれないが十日以上も真夏が消えてしまい逆にストレスだ。
真夏はやはり青空に入道雲が沸き立ちセミがうるさい晴天が僕は好きだ、あの35℃を越えた異常な夏は望まないがせめて30℃くらいの晴れの日が恋しい。
遠くからひときわ目立つ百日紅     枯沼

2011年8月1日月曜日

今日の散歩

涼しいので午後から荻外荘周辺の公園へ散歩した。
周辺には写真の大田黒(元雄氏)公園や角川公園と荻外荘がありいずれも大きなお屋敷で荻外荘はご子孫がお住まいのため写真は遠慮したが近衛文麿首相が住まわれていた頃の付近は屋敷が並んでいただろう、現在はマンションや銀行の家族寮やその駐車場になっているが残っているお宅の庭木の太さ、石垣と塀の様子から類推すると当時は豪勢な邸宅が広い敷地の中にあったのだろう。
大田黒さんが公園にと寄贈したカワセミが来る池のある庭は8900㎡で所有した土地の一部だそうだから推して知るべし、荻外荘は通りから見るともっと広いらしいが公開されていないので不明です。
角川公園は次回行く事にしてレンズを見に行ってしまった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%94%B0%E9%BB%92%E5%85%AC%E5%9C%92

やはり好し涼しい林せみ時雨    枯沼

2011年7月31日日曜日

在宅寄席

本当は各名人のDVDを買って聞けばよいのだが録画装置の連ドラ録画機能を使い日本の話芸を録画している。上方と江戸の噺を放送してくれるので知らない上方の噺が聞けるのも放送録画の利点だ。貯めておいて寝台にひっくり返り聞いていると寄席でひっくり返って聞いている気分になる、多分今では寄席も全て椅子席になってしまい煙草盆を前に寝転がっている風景は無いだろうが。
話芸と銘打っているだけあり演目もおなじみの古い噺で火事息子、三枚起請、唐茄子屋政談、粗忽長屋などなど話の内容が分かっていても同じ場所で笑ってしまったり、ほろりとさせられる、さすが名人の話芸だ。
それと放送時間が15分のため下手な枕を振ったりせずまじめに話しに入ってゆくのがよい。
昨夜貯蓄を取り崩して聞いた中に西行鼓滝という上方噺があり鼓滝という日本名三滝のひとつへ西行が出かけて和歌を詠み素人に直される夢を見た内容だが名滝が能勢辺りにあったとは知らなかった。
 夏何処か涼しき巷半ズボン    枯沼

2011年7月30日土曜日

団扇の骨


我家の団扇は骨がプラスチックで扇いでも団扇で風を満足に起こせない文字どうり夏炉冬扇だ、ところが昨日音楽会でくれた団扇は子供の時分には何処にでもあった竹の骨の団扇だった、きちんと節の部分に穴を開け少し太い竹ひごを通し開いた細い骨が扇がれた時にしなるのを受けて骨を強化している。
風呂焚きの渋団扇は大きかったが同じような仕組みだった、団扇一つを見ても隔世の感がある。
扇いで出てくる風は何か当たりが和やかで風を起こしましたと言わんばかりのプラスチック製とは趣が違う、うれしいものを貰ったいや頂いた。
 団扇もつ手やせ細りて七二歳    枯沼

2011年7月29日金曜日

昆虫がいない

写真のコガネムシ(と推定)は我が家付近で未だ見られる甲虫ですがトックリバチの巣を見つけて気がついたのだが夏になるとジガバチ、ハンミョウ、カミキリ、コガネムシ、タマムシなど何処にでもいた昆虫がいないのだ。現在東京都内で玉虫厨子を再現、レプリカを作ろうとしても貼り付けるタマムシが採れないだろう。歩く先を飛んでいたハンミョウ(道教えとか道しるべとも呼んだ)やクワガタも全く見られず、モンシロチョウの幼虫を運んで来て地面に穴を掘り入れてしまうジガバチは幻ではないか。
ファーブル昆虫記を幼い頃に読んで感激出来たのは身近に似た例もあり頷けたからだろう。
昆虫や生き物に興味の無い方々は毎日何を喚いているのかと思われるだろうが見られる昆虫はゴキブリ、ハエ、カ、ノシメコクガ、ジンサンシバンムシ、ホシチョウバエなど衛生害虫、貯穀害虫だけとなったら世の中は無粋なものになりますぞ。
      写真の昆虫の名前を間違えている場合がありましたらおおしえください。
   見たくても何処に行ったか夏の虫        枯沼

2011年7月28日木曜日

マムシグサの実


セミの抜け殻探しの副産物で養護老人施設の花壇でマムシグサと思われる植物を見つけた、居住されている方が植えたのでしょう。古代人が食糧にしたと云われ照葉樹林帯の代表植物でもあるらしい。
五月にYさんの別荘へ出かけたときに花が咲いたムサシアブミと思われる、マムシグサの親戚を見つけたが、あれも多分結実し色づいているのだろう。
最近では珍しい植物になったのだろうが古代人が食糧にしたといわれるのだから日当たりのよい藪には自生していたのだろう、最近は栽培条件も知らないで引き抜いて持ち帰る人がいるからなくなるのだろう、神田上水沿いの花壇では頻繁、白昼堂々と抜いて持ち去る傑物もお出でだ。
マムシグサと思うがテンナンショウ、ムサシアブミなどかもしれない、ご存知の方ご教示ください。


セミの殻幾年月を耐え忍び     枯沼

2011年7月27日水曜日

トックリバチの巣

久しぶりなのか初めて見たのか分からないがセミの抜け殻を探していたときに見つけたが残念ながら昨年の巣だろう、色が古ぼけていた。この巣が徳利を逆さにした形からトックリバチと名がついたらしい。巣の大きさは一円アルミ硬貨くらい、口が下向きではなかったかと思うがほぼ真上を向いていた、トックリバチの親は蛾の幼虫を捕まえて来て、この中に閉じ込めて幼虫に産卵し羽化したトックリバチの餌にして幼虫が育つようにする。蛾の幼虫が死んだら餌にならないので麻酔をかけて生かしているらしい。最後に穴から出て蓋をする仕組みらしいが蓋したやつは見たことが無い。
巣の材料は植物を噛み砕いて唾液と練り合わせて作るそうですがトックリバチは殆ど見た記憶がない、ジガバチが地面をモンシロチョウの幼虫を引きずっているのを見かけ後をつけて巣穴を見ておき同じように産卵した穴を掘り返して萎びた幼虫を見た記憶ならあるのだが。


 夏来たがセミ鳴く求め老い歩き           枯沼