2011年8月14日日曜日

くちなわ

ヒグラシが恰もカナ変換だよと連呼しているような蝉時雨だ、先ほどまでの高温注意報が嘘のような夕闇迫る上水をミズヒキを探して歩いている。
夏草が伸びて来て上水らしい光景になっておりフェンスを見ると細いアオダイショウがいる、未だ子供だろうかじっとして動かない。野鳥の雛や卵を狙っているのを見かけるがネズミも退治してくれる優れものだから触らずにおく。
自然が不要と言われる道路が出来るため破壊されかけておりヘビも来年くらいには見られなくなるだろう、周囲の家でネズミが増えたと言い出すかもしれない。
肝心のミズキはこのような結果となりました。


カナ文字を勧める蝉のもう日暮れ    枯沼


2011年8月13日土曜日

いましたキイトトンボ

高温注意報が出ている最中馬鹿みたいだと非難ごうごう、それを聞こえぬ振りして池や水溜りを巡りて幾炎天下、やっと都内某所でほんの数秒でしたがキイトトンボと遭遇出来ました。
なぜか長い腹を伸ばしたり縮めたり落ち着きがありません、写真を撮りたいのですが被写体が動いているので連写でやっと一枚何とか見られる姿がありました。
都内で絶滅が叫ばれている小さな生き物、区内にあった生息地はマンション群建設で無くなってしまった、実に惜しい事をした。
訂正キイロイトトンボはキイトトンボの誤りでした。
寺の池蜻蛉飛び交う盆中日     枯沼

使わなかった辞書機能



先日清酒は何が好きかの話しになりダツサイと言われた方がいた、僕も好きな山陰の酒です。
獺祭と書くのですが僕が知ったかぶりをして けもの偏に頼です と言った。ある方が携帯電話を取り出し辞書で調べてけもの偏に賴と分かった。


話しが長くなったが僕はそれまで携帯電話の辞書機能を使うことを全く気付かなかった。僕のはボタンで機能が呼び出せることをその時に知り試してみた。極めて簡単な英和、和英、国語の辞書がついていた、そういえば電車の中で携帯電話で何か打ち込んで教科書に書き込んでいる若い人を見かけるが、この辞書で登校前の下調べをしていたのだ。
僕が携帯電話で辞書を使うことが今後何回あるだろうかとふと思った。


かわうその祭り見て来よ瀬田のおく  芭蕉


バイク乗る僧の衣も忙しげ       枯沼

2011年8月12日金曜日

稲が開花

今年は夏の一部が暑いから春先はどうだったか忘れているだろう、3月11日の震災の日は小雪がちらついていたし四月になっても寒くてツバメの到着が遅れてやきもきしたし梅雨が早く来た。
その影響は稲に出ている様で開花したが花が少ないとか、そうなると実である米の収量が少なくなってしまう。東北と新潟の米は地震と大水害で当てに出来ないとなると旨い酒が出来なくなりはしないかと心配になった。早すぎるかもしれないがふとそう思いました、この田圃は心無い人が逃がしたアメリカザリガニが繁殖し土手に穴を開けて田の水を流してしまうので干上がっていました。
ザリガニを逃がしたから良いことをしたと思っているだろうが大勢の人が穴を探して塞ぐ事に終始して
いるのです。慈悲の心も考えないと自費で腰痛の医者へ行くボランティアが増えているそうな。




稲咲いて一区切り来た盂蘭盆会        


2011年8月11日木曜日

悩む季節が来た


上水の道路際にミズヒキが咲き始めた、長くやや弓なりの細い茎に一定間隔で花がついている、これをジャスピンで撮ろうと毎年試しているが成功した例がない。多分今頃になるとぼやきを書き込んでいるだろう。弓なりに軽く曲がっているから先端から根元についている紅い花を全てきちんとピントを僕のレンズでは無理なんだろうと思い比較的幅広く撮れるデジカメを携えていき撮ってみたが因って件の如しだ。もう少し秋が深くなり群がって咲いているところを見つけてマクロのレンズを付けて撮ればジャスピンで満足出来るかもしれない。それにはマクロレンズを入手しなければならないのだ、それが一番問題だ。


 パラパラとゴロゴロのみで雷雨来ず       枯沼

2011年8月10日水曜日

花より団子

午前中涼しいうちに出かけたつもりだったが外は35℃、干物になりそうだったが山種美術館へ日本画どうぶつえん と銘する所蔵の動物の絵だけの展覧会を見に行ってきた。
館へ入ると大理石の壁と床にアンモナイトなどの化石があるではないか、心此処にあらずの状態となり普段見たくて見られない名作が展示されいるのだが大理石の壁や床のあるところ全て見て回った。あるはあるは薄暗くてよく見えない場所に限り大きな鮮明な化石がある。受付の人に話しをすると、そうなんです見難い所ほどありますと笑いながらパンフレットを探し出してくれた、時々僕みたいなのがいて質問するそうだ。ジュラ・イエロウというドイツバイエルン地方の石材で1億8000万年前(ジュラ前期)のアンモナイトだそうだ。


展覧会はさすが一流画家で動物の特徴をよく捉えていたが川端龍子氏の黒潮と題するトビウオの群れが圧巻、鳥では横山大観氏のハッカを描いたものが墨絵で特徴を上手く表現していた。
当たり前だが餅は餅屋だ。
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html


夏戻り行く先かしこよく冷えて     枯沼

2011年8月9日火曜日

久しぶりに見た花

先祖から受け継いだのであろう一族の墓地まで畑の隅にある農家、といっても小学校の校庭より狭い畑だから兼業であろう。その畑の一部にゴマの花を見つけた。実に久しぶりだ、子供の頃に我が家でも植えていたのか近所にあったのか定かではないがゴマと教えられて以来見ていないのではないだろうか。東北勤務の時に刈り取り脱穀した生のゴマを見たことがある、多分カラーテレビが放送され始めた頃だから半世紀前かな。あの頃は自宅で何でも栽培していた農家が多かったから珍しいものではなかった、大豆だってよく燃えるから豆がらを焚いて五右衛門風呂を沸かす家が多かった。
少し早いのか天候のせいか特徴のある莢は未だ見られなかった、脱穀し夾雑物を取り除いて黒いゴマ粒だけに仕上げるのは手間のかかる作業のようだった。




 秋立ちて星流れるを数えおり                 枯沼