私が浅間造りの建物を初めて見たのが、この静岡市にある浅間神社です。
昭和23年で未だ辺りは戦災から復興したというか焼け野原が見えずバラックと呼ばれた木造の小さな家が立ち並び、人々は何とか生きているという状況だったろう。
父の勤める広告会社も広告を出すゆとりのある企業が少なく給与が遅配し母が苦労したときに転勤で名古屋から引っ越してきた。
比較的我が家から近く極彩色のきれいで大きい建物で見た事も無い様式で戦災も受けておらず名古屋の神社とは全く違うたたずまいに驚いた。
我々きょうだいの中で印象に残っている場所で3人で見に行くはずだったが妹に支障が出来、弟と二人で見に行った。目線が全く違うし周囲の環境も変わっており建物だけが妙に懐かしかった。
秋立てどみかん未だ色づかず 七一翁
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