2010年11月30日火曜日

初冬の紅葉

暫くご無沙汰していた鳥見に出かけたがウグイス以外現れてくれず失敗だった。
紅葉は今が散る前の最後の盛りだろう、間もなく散り落ちて落ち葉の山が出来るが焚き火が出来ないのが残念だ、種々の葉が燃えた匂いは煙いけれどいい匂いだ、燃え方にも瞬間的に燃えるもの、燻るように燃えてゆくもの様々で見ていて楽しかったし人間模様のような気がした。


  もみじ葉や野鳥は来ずに陽は暮れて    七十一翁


皆様から書き込んでいただいたコメントがSpam扱いになっていました、気づくのが遅れまして
申し訳ありませんでした(ペコリ)

2010年11月29日月曜日

怖いデイケアーの車

我が家の近所は老人が多いのか潰れたコンビニ、空き地のプレハブ小屋や少し大きい仕舞屋風の家が改造されて民間のデイケアセンターになっていて「ふれあいのいえ」などと書いたマイクロバスが二三台停められ、中を覗くと習字や絵が貼ってある。
恐ろしいのはこのマイクロバスで一定の時間内に老人を集めて回るのだろう、集められる側になってもおかしくない厚いレンズのメガネをかけたご老人か金髪の女性が運転したバスが朝夕走りまわるが住宅街の一方通行の小道を猛スピードで走り一時停止を停止せずに急に曲がってくる。
こちらが注意していないと刎ねられてもおかしくない、もう少しゆっくり運転しないと乗っているご老人が乗り物酔いになるのではないかと心配になる。
余談だがあるバスに「触れ合いの家」と書かれたのがあったが最近は「ふれあいのいえ」に書き換えられている。


写真は散り始めた神社のけやき


 落ちる葉が散るまで待とう落ち葉掃き

2010年11月28日日曜日

自然の造形



      
三越本店から東京メトロ銀座線三越前駅改札へ入るまでの地下通路が新しくなり大理石の柱が出来た。それを見て驚いたのだ、アンモナイトに類似した化石が沢山あるではないか、予定していた銀杏並木を見に行くをのを止めて総ての化石を撮ろうと思った。
しかし化石は撮りやすい位置ばかりには無く柱の一番下で通路に近い部分などにもあり這いつくばるところもあり妙な誤解をされても困るから止めた。
化石を見ていて驚いたのは今しがた見てきた応挙の絵とは違った形の美しさがありファインダーを覗いていて息を呑んだ、よく自然のこのような形が出来るものだと、しかも生物が進化途中ではないか、その過程においても人が創ろうにも作れない渦巻きの形の美しさ、実に素晴らしい。


  物干しにもみじ飛び来て冬来る     

2010年11月27日土曜日

神宮外苑の黄葉

応挙さんを見た帰り銀座線を途中下車して外苑のイチョウの黄葉を見に寄った。
平日にも拘らず凄い人だ、写真を撮ろうとしても人の行列が入り風情がなくなるので苦労した、この写真は人の少ないときに撮り人の高さでトリミングして人と駐車違反の車を切り捨てた。正面突き当たりにに絵画館が見えるが広場に屋台を出してけばけばしい看板が入るので切り取ってある。並木の幹の部分が無い。


黄葉は盛り少し手前のようだったが太陽が出てくれず冴えた初冬の感じが無かった、歩道に落ちた葉っぱは人が踏むので粉状態になっていた、それくらい人が多くて花見の上野状態、さすがに酒を呑んでいる人は少なく通りに面したカフェでぶどう酒と屋台で地ビールを飲んでいる人が見られたくらい。
もう少しゆっくり黄葉した木々の下を歩きたかったがバスで団体さんが来るようでは無理だ。


  駅前で葉書売る人暮れつくり     七一翁

2010年11月26日金曜日

円山応挙

三井記念美術館へ円山応挙 空間の創造を見に行った、初めて入る美術館、さすが三井さんが作った美術館だけあってきれいだし照明が見やすかった。
応挙の遠近法の描き方から始まり最高傑作まで系統的に見せてくれた。彼はまた近づいてみると色が抜けていたりするが遠くから見るときちんと見えればよいと大きな絵には大雑把そうに見えるところもあったが、決して手を抜いた大雑把ではなく離れてみるときちんとした絵画になっていた。


それを知らない贋物作家が大雑把に描いて落款を似せているのだ、大雑把なようで小さな家や鳥にしてもポイントを一つ一つきちんと描いているのだ、それが分からずに贋物を掴まされる人が多い事か。
下の最高傑作の雪松図屏風は墨絵だが松に積もった雪を実に見事に描いていた、すばらしいものだ。


                                               雪松図屏風(googleよりcopy)




      金色の葉散り散り積り道見えず      七一翁

2010年11月25日木曜日

ソフトバンクは大丈夫か

僕の携帯はソフトバンク,先日新しくした事は記述済みです。
yahooのメールを設定しても受信出来ないので購入した店へ聞きに行った、理由を話し教えを請うたらソフトバンクの電話サービスへ電話をかけxx店ですがこういうお客が来ているので教えて欲しいと僕がかける0120・・・に同じルートでかけて、こういう問題を聞かれていると僕の質問をオオム返しで聞いてる。
聞いた結果をこのように操作しろと言うから従ったがmailの送受信が出来ない、何回も掛けなおし設定するがダメ。電話にyahooが直接出てくるボタンもあり,mail送受信にもyahooが特別にあり楽に設定出来る様になっている、しかし3人いる女の子は全く分からないらしい。
90分経過しても解決せずトイレへ行きたくなったので、明日来るから3人で勉強し教えて欲しいと言い残して帰宅した。
ソフトバンクの制服を着せているが、あれではマネキン人形だ、なぜ電話機の設定が出来ないのだろう。


  写真はコゲラ・・・日本で一番小さなキツツキ


   降誕の飾り灯りて寒さ来た    七一翁

2010年11月24日水曜日

立ち乗り飛行機

東南アジアや中国の航空会社は格安にするため座席が無く壁にリュックサックの背負いの部分を取り付け、搭乗している間は壁を背負って立っている立ち席を作り飛ばしている、それが茨城空港へ来るとテレビで報道していた。
その他に機内で配る水まで全て有料、トイレも有料のがあるそうだ、有料にするとトイレへ行かない客が増えるからトイレ掃除が減るし客席が6席増やせるそうだ、しかし小銭が無くお釣りも無い場合はどうするのだろうか心配になる。
立ち席も一時間位はいいかもしれないが3,4時間も立っているのでは幾ら小学校のときから慣れているとはいえ辛いのではないか。


それでもかまわず安い方を選択せざるを得ない出稼ぎの人々に好評だと言っていたが学生時代だったら利用して世界旅行したかもしれないが幾ら安くても出かける気力の方が萎えてしまっている、しかしそのような超格安航空会社の経営者の考え方をJALの経営陣や労働組合と役人に教えてやりたい。


 柿の葉を一面敷いて法隆寺    七一翁

2010年11月23日火曜日

新嘗祭

新嘗祭は戦後は字面から勤労感謝の日として諸々の勤労に感謝するように設定されているが、趣旨は新嘗祭でその年の五穀や農作物の豊穣に感謝することが本命のようだ。
どこの国を見ても秋に農作物の収穫、家畜の繁殖や成育に感謝する日があり国を挙げてお祝いをしているようだ。
僕は日本も稲や麦などの穀物や農作物の収穫が出来た事に感謝する式典や祈りがあっても好い様な気がする。
そこで提案だがハロウインなどを真似しているが古い日本の伝統が復活し国中で農業の収穫や漁業、畜産の恵みに感謝する祭りを復活させてもよいのではないか、農業に限らず食の原料生産に従事する人が減少している昨今、人々が食の確保と収穫に感謝する場を設けてもよい気がする。

 写真は菊を見せていただいたお宅の食用菊 モッテノホカ


    菊花展作る苦労や見る苦労     七一翁

2010年11月22日月曜日

Dad(だらしない+汚い+乱雑+ぼけ+・・・・・・)

毎日同じことを何回言わせるのだと家人や娘が今日も叫んでいる、要するに私は整理整頓をせず乱雑で掃除をしないしボケていて同じ事を繰り返し間違えているし忘れてしまう、これを括弧でくくるとこうなるとビートたけしとノーベル賞の鈴木さんが話していた。
絶対に忘れないのが飲む事と三食の飯で感心すると言われていたが飲む事は止めたが三食は未だに正確に覚えているというか空腹を感じて動物的本能で食べたくなるのだ。
二食くらい食べなくても抜いての何とも感じない人がおいでだが鈍感さが信じられない。


  柿落ちて掃除する者食えぬ人    七一翁

2010年11月21日日曜日

二十日の菊


今日は全く他力本願で人様のお庭に咲く種々の菊を見て来た話し。
駅へ行く途中のお宅のご門前を通ったときに菊を見てくださいと札が下がっていたのを思い出し拝観してきた。
まだ小菊の鉢が同じくらいありご努力に敬服してしまう。


 咲くを見て聞く耳あった菊作り     七一翁

2010年11月20日土曜日

歯茎の化膿

右の大臼歯の歯茎がぷっくり膨らんできた、左側で噛むくせがあるから右でも噛み均等に負荷がかかる様にと考えた。二ヶ月経過し右で噛む回数が増えると歯茎が膨らむような気がし種々試してみた。
すると噛む回数が多いと膨らむが痛みは無いので鳥見を優先していたが膨らみが大きくなり頬の内側に接触し違和感を感じ歯科医へ行った。


すると細菌が歯の根元に入り込み化膿し膿が出るところが無く膨らんでいると診断され歯茎の両側を切開されて1cmくらいの傷が出来た。
当分右側で噛まないようにと注意されたが改めて意識して噛まないようにするのはうまく行かないような気がする、もう痛み始めてきた。


 写真は池を渡る冷たい風に吹かれて待つこと2時間チラッと姿を見せたウグイス




  冷風に冷遇されて鳥見かな    七一翁

2010年11月19日金曜日

短いスカート丈

先日行った眼科は込んでいてご年配の女性が十人くらいと僕のような比較的若手の男性二名がコの字型のベンチに座っていた、うーんこれは先輩女性からご注意が出るぞと思った極めて短いスカート丈の高校生が入って来た。
一番ご年配と思われる方がアンタ今日の様に寒い日に寒くないのと聞いた、エエとても寒いですと答えたら、待ってましたとばかりに女性はねえー身体を冷やすのが一番いけないの知ってるとか、いろいろご注意やらお小言があったが全く予想通りの展開となったのでおかしかった。
皆さん待たされていい加減うんざりしているところにちょうど良いカモが来てしまったのだ。


写真のカモはスカート丈の長短とは関係ありません。


 風吹いて落ち葉落ち葉だまた落ちた     七一翁


 何処かのテレビ局の19時45分からの575に似てしまった。


2010年11月18日木曜日

デジカメの付属品

先日640mmがついて鳥見のサブカメラとして買ったデジカメはバッテリーの充電器がついていない。
充電はパソコンへ取り込むときにカメラと直接接続すると取り込んだ後に充電する仕組みだ。
別売りとして充電器を売ってはいるが未だ買っていない、メーカーとして安く売るために考えたものだ。
実は机の周辺の箱に幾つもデジカメの付属品がしまってあるが使った事は無い、オーディオと接続とかケーブルだけでもデジカメのと一眼レフカメラの数だけある、ユニバーサルだから2本あれば間に合う寸法だから買ったまま仕舞い込んだものだ、欲しい人があったら譲ってもよい。
昨夜見た録画ビデオでは格安航空会社が機内で飲料や食事を有料にしているそうだが、そのうちに
デジカメも本体と取り込みケーブルは別売りになるかもしれない。


写真はヤブミョウガの実




  南天のたった二個の実寒さ来た      七一翁

2010年11月17日水曜日

肉団子

今朝、僕が聴くラジオ講座の前の前にある語学講座で思わず噴出し、そして昔の事を思い出した。
それは子供が父親に肉団子を作ると手がきれいになるねと言い父親が驚き困惑する会話だった。


思わず噴出したのは若い頃キャンプへ行って朝飯のご飯が余ったのでオムスビにしようということになり数人で握った。すると一人が夕べのキャンプファイヤーの片付けで黒かった手がきれいになったと言い出したのだ、すると握っていた人総てが本当だというではないか。見るとオムスビが心なしか黒ずんでいた。
しかしどうしたのか思い出せない、食糧が豊かでない時代だったから我慢して食べたのかもしれない。


写真は落ち葉が始まった公園、霜が来たら凄い量(例年だと10cmくらい積もる)の落ち葉となる。




 
  寒き風吹き抜けおりて鳥見かな    七一翁


  

2010年11月16日火曜日

久しぶりの雨降り

今日午後から雨が降り出したが長続きせず小降りになった。降り始めに久しぶりに埃の匂いを嗅いだ、大気中の黄砂など微細粒子から発する土ぼこりの匂い。冬に空気が乾燥し道端の微細な砂埃が足や衣服について家に帰ったときに埃をはたき足を雑巾でぬぐった時に時々匂った懐かしくもある匂いだ。
雨が降り出して10分もしたら匂わなくなった、地上に溜まっている砂塵から発した事も考えられるが雨の降り始めに出くわすのが久しぶりなので気づいた次第。




   山茶花の蜜に誘われ四十雀    七一翁

2010年11月15日月曜日

サザンカ

上水の残り少ない畑の囲いは茶の木で仕立てられている、今は白い花が咲いている。それを眺めながら親戚の山茶花も咲いているだろうと探してみた。
案外いろいろな場所で咲いていたが注意すると大小さまざまな公園の植え込みに多い事に気づいた。
この辺の土地に適して根付き易いから用いられているのか大気汚染に強いからか。
先ほどの農家の茶の生垣は茶葉を採り自家製の茶を作るためだったのだろうが伸びると刈り込まれているから製茶もしているのだろう。


  焚き火だめサザンカ咲いた通学路    七一翁

2010年11月14日日曜日

黄砂

季節外れの黄砂が来たと隣の部屋の天気予報がしゃべっている。
小学生時代から考査の嫌いな僕はドキッとした、考査には季節外れがあるよと思わずつぶやいた。
と云うのは先週国分寺の教会付近にある斉藤祐樹君が卒業した学園の小学部門入学考査発表の光景を見たからだ。
早く着き過ぎ周囲を散歩しようと歩き始めたら黒いスーツを着た比較的若い男女が並んでいる場所があった、この早朝から何をするところかしらと家人が言った。よくよく見ると学校の校標があり校内奥の方に立て看板があり平成二十三年度入学考査発表と書かれていた。十一月初旬にもう入学考査があるのかと驚かされたのです、この年になっても考査が気になる僕は過去に如何に学業で、また入試で苦労したかお分かりだろう。
これからは黄砂に悩まされて死を迎えなければならないだろうから一生コウサとは縁が切れないんだ。




   犬老いて吠える忘れて落ち葉見て    七一翁

2010年11月13日土曜日

おばさんの怒り

昼下がりの井の頭線日が当たり温かくて居眠りしていたら、隣に座ったおばさん二人がでかい声で喋りだした、最近のテレビは見る番組が無い。NHKまでなによ、番組の宣伝ばかりして茶色と青色のどーも君が出て来て宣伝するが面白そうな今夜の番組だと思うと一週間先、ひどい時は一月先よ、あれじゃ忘れちゃうわと。
お連れがまた民間もくだらないのばかりだから旅の番組しか見ないのと話し出すと、しかしなんか変なタレントが出て来て知らないくせして、さも知っていたように喋るのはけしからんと声を上げて喋る。世が乱れているが庶民には関係ないのだ。
そんなに嫌なら見なければいいじゃないか、陽が当たり気持ちよく寝せて欲しいと言いたかった。
古代の学者で王に何が欲しいかと聞かれて日陰になっているから、そこからどいて欲しいと言った方がおいでだったがまさにその境地だった。




  深み増すモミジ紅鳥昼寝    七一翁

2010年11月12日金曜日

昔の趣味

学生時代、夢中で旅行していたときに駅弁の包み紙を集めていた。
最近の駅弁は箱になっているのが多く包み紙で包んである弁当は少ない、以前のは経木(薄い木の板といったらよいだろう)で作られた箱で蓋も経木一枚でその上に弁当を包む包装紙があり紐が十文字に掛けられていた。現在は紙箱や合成樹脂の箱で中に飯とおかずを入れる仕切りがついたプラスチックのトレイがついているのが多い。
この包装紙は一枚の紙で今の弁当も同じだが御弁当とか幕の内弁当などと印刷され地方色を出したデザインだった。蓋が経木一枚だったから煮物から汁が出て包装紙にしみ込み薄黄色のシミが最初からついていたりした。
しかし地方色が魅力でかなり集めた、しかし何回もの引越しの間に紛失してしまった.
先日テレビで変わったものを集めている人が出てくる番組で駅弁の包み紙蒐集家が登場した、僕がそのまま集めていれば一番蒐集している人に多分なれただろう。




 鴨泳ぎ水面崩れて紅葉揺れ   七一翁

2010年11月11日木曜日

樹木が枯れる

夏に京都へ行ったとき周辺の山で枯れて茶色くなっている木々が目立ち、どうした事かと思っていたら
山形へ行ったらブナ枯れで熊の餌が少ないとS君から聞いた。京都もブナに害虫が入り込み枯らしているようだ。樹木への農薬散布を止めたから、それとも散布したため農薬の効く害虫は居なくなったが
効かない害虫が残りライバルが居ないから蔓延っているのか。あちらが立てばこちらが立たないのか気象温暖化の影響でブナの害虫が勢いづいたのか、国に勢いが無く外国から後ろ指を指される様になると総ての面で悪くなるような気がする。・・・・・よわりめにたたりめなんだろう。


 予期ほどに冷えず立冬風強く      七一翁

2010年11月10日水曜日

インフルエンザの予防注射

今年は新しい株のインフルエンザワクチンが入っているので、昨日の影響が出て来てどうも調子が悪い。本当に罹ったかと思うくらいに体中の関節が痛くなり発熱する事があるが、どうもその兆候が出てきて鳥見をしていてもだるくて集中しない。
そんな中、写真のジョウビタキ♂が写真が撮れる距離に出て来た。ウグイスも姿が見え地鳴きする、キビタキのメスが近づいてくるしカワセミが公園へ入ったら直ぐに逆追っかけで歩く先へ出て来て止まる。
一年に一回あるか無いかのお祭りなんだが気力がついて来なかった、明日は多分お休みだ虚弱体質はこれだから困る。


 はらはらと葉を振りまいて落ち葉殿      七一翁

2010年11月9日火曜日

待たされた

僕のかかりつけの内科医は夫婦で診察している、専門で分けるのだろうが僕は旦那さんの方だ。今朝インフルエンザの予防注射を兼ねて行ったら受付に旦那が座り背後に奥さんが立ち何やらパソコンをいじっている。
流行らないから受付の女の子を辞めさせて自分たちでやるようになったのかと思ったら、電車の事故で事務の子が遅れているんですと言いながら二人で操作していたが何とか受付が出来るようになった。以前そろばんで計算し幾らと言った時代の方が事務の従業員が少なかった気がする、付近の私が通う医院は大抵二人、多いところは三人もいてやっている事は昔と代わらない。
昔はこの事務に調剤まであったから忙しかったろう、祖父のところでも叔母が一人で立ち働いていた気がする。
今日はお陰で一番乗りで直ぐに診察出来る筈が15分くらい待った、もっとも何時行っても殆ど患者がいないから早くて便利なんです。


 公園の落ち葉集め何度でも    七一翁

2010年11月8日月曜日

召天者記念礼拝

今日は僕が一年に一度教会へ行く日です、父の葬儀をお願いした教会で死者を弔って追悼が行われ僕たち遺族へ案内が来まして兄妹揃う日でもあり、弟は自分の教会を休みます。
そろそろ子供の頃のように毎日曜日に教会へ行こうと思い、何処の教会にしたら好いか考えています。渋谷にある従妹が行っている、それとも足が不自由になって通える駅の向こうの教会、高井戸の大きな教会などと思案して日が経っていきます。
そのため今日は早く目が覚めたのですがもう一度寝ると遅刻しそうなので思い切って起きました。


写真はガマの穂が熟し種を飛ばしている


  柿熟れて誰ももがずに秋暮れる    七一翁

2010年11月7日日曜日

川霧

山形市の東側の丘陵にある宿(たっぷり厚生年金を使い築いた無駄な施設を9億円で売却した)から見下ろした市内の朝の風景、白い帯状の雲は市内を縦断する最上川の支流馬見崎川に発生した川霧。
温かい川水から水蒸気が立ち上り冷気で冷やされ霧となった。
最初は何で帯状に雲があるのか理解出来なかったが川の存在を思い出し納得した次第。
別のパソコンにパノラマ写真があるから貼り付けますが上手くいったらご喝采。


 朝冷えて霧の帯出来出羽の川     七一翁


  上流                           山形駅

2010年11月6日土曜日

お詫びします

最近、乗り物に乗って聞こえてくる車内放送が気になる。
それは電車が所定より5分遅れてxx駅を発車しました事をお詫びいたしますとか、途中混雑、在来線が遅れているため接続したからなど2,3分でも遅れたらお詫びしますと駅毎に放送する。
お詫びが流行っているから鉄道も些細な事はお詫びしてしまえばよい、本当はこのような事で心から申し訳ないと放送している車掌は思っていないだろうし乗客も遅れていても待たされていた訳ではないから別に気にもしない、実際に乗っていた私は痛痒を感じなかった。
何故ちょっと遅れただけで駅毎に言わなければならないのだろうか、他線との接続も無い路線では必要ない、なるべく静かにして欲しい。




 朝冷えて甕のメダカも静まりて    七一翁







 

2010年11月5日金曜日

出羽の国へ行きました

電車から見える飯豊連峰、朝日連峰、蔵王、奥羽山脈、月山、麓山は雪が積もり山形駅に降りると時雨て大粒の雨、顔から頭が寒いし冷たい
要するに山形盆地の周囲の山に雪が来たと言う事です。
紅葉を見に連れて行ってくれるために来てくれた地元の友人達が今日は寒い、夏からいきなり冬が来て上の方さ雪が積もっていると言う。こちらは腹が減っているので蕎麦が食べたくてとにかく蕎麦屋へ行こうとせきたてた。西蔵王へ上り民家を改築した蕎麦屋へ行き板蕎麦とマイタケ天ぷらと野菜天ぷらを注文した。
板蕎麦はざる蕎麦の笊が板に替わっただけ、へぎ蕎麦と呼ぶ地方もあるが茹でた蕎麦を汁につけて食べるに替わりはない。


予定では今日は鳥見を兼ね紅葉見物と蕎麦を食べるはずだったが急用が出来たので霞城公園の紅葉を見て帰宅した。


写真は市内霞城公園の紅葉と板蕎麦




 時雨来てしぐれ来てまたしぐれかな


 時雨が何回も来てやがて雪に変わりそれが根雪になり真冬が来ます。

2010年11月3日水曜日

休酒

先日受けた脳ドック、区民検診、かかりつけの内科医などが70歳を越えたのですから、そろそろお酒を止められたらいかがですかとそれぞれの立場からの言い方で勧める。
酒が全く飲めない家人も嫌がるし、一番の理由は飲むと生理的な排水が悪くなりひどく苦しくなる場合もあるので少しずつ減らしてはいたが思い切って毎晩酒を飲む事を休む事にした。
何故止めたときっぱり言わないかというと祝儀などで少し口にする機会も未だあるからだ、ここ二週間くらい飲まずにいるし友人とも会っているが飲みたくならない。
明日から以前勤務した山形の工場のOB会が蔵王山麓で開催されるが参加するが飲まないでいられるだろうが、皆さん身体が悪いのかと驚くだろう。


皆様方へ
飲まなくても何とも無いので今まで通りに飲み会にお誘いください喜んで参加いたします、従来の割り勘で行きましょう。


P.S 山形におりますので二三日お休みします。


  北国は雪降る印並びおり     七一翁



2010年11月2日火曜日

柿の実

公園の水面に張り出した柿の木に毎年沢山実をつけています、今年も例外ではなくたわわと言うほどではないが多かった。それが先ほど見たらたった一個になっていた、ボートに乗らなければ採れないのだが無くなっている。昼間は有料のボートがあるが衆人看視の中で採り難いだろうし警備員が巡視
してる。公園に数多くいるハシブトカラス、ヒヨドリが早朝とか夕刻食べるのだろうか、それなら好いが。
僕らの小学生の頃は盗み食いが当たり前で腕白の勲章みたいだったが今はやる子もいないかもしれない。


  水溜り紅葉映して犬避けて     七一翁

2010年11月1日月曜日

京のお菓子

                                                                                                                      

                                                                                                      








鳥だの茸が続いたので家人の小学校の同級生で日本画を書いておられる方が今年も日展に入選したのでと上京され秋のお菓子を下さったので披露しよう。
私のようにお茶はたしなまないし京に住んだ事のない人間は価値が分からないがわざわざ名だたるお店へ買いに行かれていると家人が言った。
古来からお茶が盛んな町を旅すると創業が何百年か前と看板が出た和菓子の店があるが不調法で甘いものが苦手な私は素通りしてしまい何故買って来なかったと言われた事がしばしばあった、豚に真珠のようなもので並んでいてもどれが好いかもさえ分からなかった。


柿を剥くナイフ使いて幾年や   七一翁