応挙の遠近法の描き方から始まり最高傑作まで系統的に見せてくれた。彼はまた近づいてみると色が抜けていたりするが遠くから見るときちんと見えればよいと大きな絵には大雑把そうに見えるところもあったが、決して手を抜いた大雑把ではなく離れてみるときちんとした絵画になっていた。
それを知らない贋物作家が大雑把に描いて落款を似せているのだ、大雑把なようで小さな家や鳥にしてもポイントを一つ一つきちんと描いているのだ、それが分からずに贋物を掴まされる人が多い事か。
下の最高傑作の雪松図屏風は墨絵だが松に積もった雪を実に見事に描いていた、すばらしいものだ。
金色の葉散り散り積り道見えず 七一翁
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