2011年2月28日月曜日

確かにもう春でした

カエルが産卵している、今夜観察会をするとメールが入った。
夜は遠慮し昼間そっと見に行ったら水田の中に卵があった、引き上げてじっくり見たかったが道具を持っていなかったし熱心に管理されている会の方々に申し訳ないので写真だけ撮らせて貰った。
光線の具合が悪いので反射しよく見えない、カメラの影を入れてなんとな少し見られる,親のカエルは何処にいるのか産卵したら再び啓蟄までお休みされたのかな?
どなたかがもう春ですねと投稿されていたが確かに春でした。




イヌフグリ一面咲いて土手の春    七一翁

2011年2月27日日曜日

シンガポールの植物園

帰国時にトランジットでシンガポールに寄り半日間入国し、もう一度行って見たかった市内にある植物園へ行った。
旧英国の植物園だけあり壮大で管理が行き届き30℃を超す気温だが木々のそよ風が心地よかった。
国立ラン園もあるのだが急いでも広すぎて行きつかないし、気が付けば辺りの光景に足が止まり夕方の交通規制になるのであきらめざるを得なかった。
以前は気付かなかったが多数の野鳥がいるしリスが走り回っておりコンデジしか持って行かなかったのが痛恨の極みだ。

2011年2月26日土曜日

海際の様子


スコールガ止まなかったが市内中央海側にある手芸品の手作り、魚市場、野菜、果物が並ぶ夜市になる露店がある場所へ出かけた。今思うと青空市場といったところだったが英語で言うと凄い立派な場所を連想する。
沖には漁船が漁をしたり離島へ行く小舟が停泊している場所も付近にあり夕食前の時間だったので人出は少なかったが屋台で食事する人もいた。
手芸品店では足踏みミシン一台で仕事をしている男がずらりと並んでいた、店の中には材料や輸入品の衣服などが山積みされて戦後の日本の盛り場を思い出した。
魚市場は入って行かなかったが外の露店で生の魚や焼き魚、焼きそば、地元料理を食べさす店が雨が降るのに雨よけが少なく落ち着いて食べられそうも無く、しかもイスラムの国だから飲料に制限があり、焼き魚は何時焼いたか分からなかったので食べてみたかったがあきらめた。

2011年2月25日金曜日

ホタルと信じて

画面左上の白い粒は藪が切れて空が見えておりその明かりです、画面中央のの白い粒がホタルが光っているところ、確かにホタルが無数に光っていたところをコンデジでautoで撮りました。
75mm望遠iso3200はぶれてみられたものであはりません。
コンデジで数枚撮り明るさ調整しところ出て来たものをホタルと信じましたが、もしかしたら間違っているかもしれません
数にするとかなりおり確かにホタルが光り前宣伝のクリスマスツリーの電飾とはいかないがホタルだ。
しかし南方戦線へ行かれた方々が5円玉くらいに光っていると言われたが、そのような大きさの光源ではなかった、船に乗るときにガイドがここにいるよと一匹だけ示してくれたのを見たが子供の頃に見たホタルとあまり変わらない大きさだったし蛍窓の例えに使うにしても無理なようだ。

ボルネオ島のテングザル

https://picasaweb.google.com/teiinuma67/Zgmpr?authkey=Gv1sRgCKSIiruq3omJSQ#

リバークルーズでテングザルが見られるというので出かけた。
熱帯雨林を切り開き畑やヤシのプランテーションになっているところを2時間以上走りかなり川幅のある川辺へ出た。
かろうじて川岸の木々が残されている川を船外機付きボートで走ることしばし、高い木の上にサルがいるのが見えた、テングザルで10頭くらいで群れをつくり行動しているそうだ。
多数のボートが走り回りサルに近づいて行くのでサルは衆人監視で行動がやりにくそう、オランウータンが絶滅に近いようにテングザルももう少ししたら絶滅になるのではなかろうか。

マングローブを見たら

 何してるのと聞かれて身振りで鳥を撮っていると説明したら、手招きしてあそこにいるからここへ来なさいと水上生活者らしい人の家の横へ行った。マングローブの根の下にコサギがいた、もっと橋を渡って奥へ行ったらと勧めてくれたが橋を渡る勇気が無かったので止めた。
マングローブは汽水地帯に育つ樹木。ちょうど干潮だったがカニ穴からカニが出ておらず木登りハゼなどの魚もいなかった。
マングローブのジャングルに入ると下の写真のような状態で、この根元にまでポリ袋やペットボトルが流れ込んでいた。


写真が一列に並んでくれないので困っています。

コタキナバルで見たトンボ



日本にもいるトンボ以外に2種類の派手なトンボがいた、探せばもっとたくさんの種類があるのだろうが主目的が鳥を見る事であったので目の前に来たものだけを撮った。
写真を拡大してみてください、派手ですね、よく鳥に見つからないで生きていけるものです。

2011年2月24日木曜日

キナバル山

ボルネオ島の北緯6度にある4009mの山がキナバル山でして日本から一番近い4000m級の山だそうで一泊二日の行程で登山出来て、しかも外国で4000mの山に登れると云う事で人気があるようです。
いつも頂上に雲がかかりなかなか山容を見せてくれませんが粘ってごつごつした頂上の形が撮れました。
ここに掲載するときは写真を縮めるので迫力と鮮明さに欠けてしまいますが、熱い空気の中で流れる雲を見ていると日本や外国の高山とは違う山の色とぼやけ方にさすが湿度の高い南国、赤道に近い山なのだと思わせるものがありました。

写真をクリックして拡大してご覧ください。

えくぼ道

高層ホテルやショッピングモールの裏側へまわり鳥見に出かけた。
マレーシア大学の広大な敷地と立派な建物の間にある空き地と言うか不法ゴミ捨て場を通り抜けると二車線はある草むらの中の道路に出た、連日のスコールで泥濘、大小の水たまりの道だった。そこを通勤の人が歩いてくるし車も通る、何処へ通じているのかは分からないが人が何処からか出て来る、化粧をしてハイヒールを履き頭をベールで包んだ女性が多く男性はポロシャツに半ズボンといった格好。
この凸凹があり水溜りのある道を車がよけてゆっくり走る、中から何処へ行くのか、何してるのかと声をかけてくるので鳥の羽ばたきのマネとそれを写す格好をすると納得するようだ、ごみが投棄され腐敗しているし古いポリ袋だらけの場所に外人が朝から望遠レンズをつけて歩いていると不良外人と思うのだろう。
歩きながら思い出したが、このでこぼこ道をエクボ道路と呼んだ気がする。

2011年2月23日水曜日

川岸の風景

川下りのツアーに参加し岸辺に生息する動物と蛍を見に出かけた。
川の両岸はジャングルだろうと期待してでかけたらわずかに木と草が生えるだけで隙間から見える向こうは畑かヤシのプランテーションだった。オランウータンも影響を受けて生息出来なくなったがテングザルは岸の高い木に10頭くらいの群で行動しているのが数群見られた。
彼らめがけて観光船が近づいて行くので迷惑そうなそぶりで家の中を覗き込んでいるようで何だか申し訳ないような気がした。
岸には東南アジアの河川で見られる水辺に高床式の家を建てて暮らしている民族が、この川でも見られた。画伯からの伝聞ではブルネイから100年以上前に移住してきた人たちだそうだ。

2011年2月22日火曜日

今朝帰りました

今朝赤道近く熱帯から寒帯へ帰りました。
そこら辺にいるスズメから始まり全ての鳥が初めてお目にかかるもので夢中で撮りましたし見ました。未だ疲れて頭がぼんやりしており気の利いた事はリバークルーズで見た樹上のテングザルにお任せ。
念願の蛍は5円玉ほどではなかったが
クリスマスツリーの一枝の電飾の美しさはありました。
整理が付き次第、疲労がとれてボーっとしている頭が機能回復次第見聞したことを書きたいです。
二日前雪を踏んだ靴を履いて30℃を超える炎天下を鳥を追いかけて歩き回るのが如何に無謀か分かりましたが
コタキナバル、半日居たシンガポールの植物園は素晴らしいところだけは鮮明に思い出されます。

2011年2月16日水曜日

南方へ旅行します

子供頃、父のところへ南方から帰国された方が訪ねて来られて蛍がこんなに大きかったと親指と人差し指をまげて輪を作って教えてくださった。会社へ入って工場の親父さんたちが戦争へ行った話しを昼休みにしていたがボルネオ付近へ行かれた方も蛍が5円玉くらいだと言われ聞いている一同が嘘だー
と言った記憶がある。一度自分の目で確認したいと思い続けていたところA画伯が仕事でボルネオへ行ったが好い所で蛍を見たり、絵を描きたいのでと誘われ羽田深夜発着でお安く行ける手配をしてくださり同行することにしました。
鳥と蝶の写真を撮る事を主体に16日深夜から21日深夜或いは22日早朝まで出かけます。
しばらくお休みいたします、このような鳥が上手く写真が撮れればお目を汚す事に致します。

不整脈

内科の医者様が昨年24時間の不整脈を調べろと言ったが若い時から不整脈があるのだかとほってあった。先日逆流性胃炎が再発したようだったので行ったらすぐにやりましょうとホルダーを手配し半ば強制的に調べた。今日その結果が出た、9万ちょっと脈を打ち14000回不整脈があった、連続3回が一回、2回が三回あったが過去の記録とほとんど変わっていない、自覚症状もないから処置の必要はないが心臓エコーをやるから旅から帰ったら来てくれとの仰せだ。


写真は鶏(餌)を食べる檻のオオタカ




 降りしきる雪重たくて傘振う    七一翁


 西荻窪駅で電車が停まり2300歩歩いて帰宅、気温が高く水気の多い
雪でした。

2011年2月15日火曜日

何処も年寄ばかり

毎月投薬してもらう医者様二軒を午前中で済まそうと出かけた、一軒は10時の予約で10分前に着いたが連休後の影響か遅れて呼ばれたのが10時20分、それから男子専科に近い科目へ行ったら20人は多分同病らしきご老人がいるではないか、投薬だけにしてくれと頼み込んで何とか処方箋を出して貰う事に成功したが薬屋がまたひどい混み方、マスクをしてくれとマスクを配っている。
他の薬局へ行けばよいのだが、いつもの習慣で医者の階下にある店に入ってしまったのが運のつきで普通5人はいる薬剤師が3人しかいないし、渡された薬について長々と質問したり、飲み方を説明されても理解出来ず繰り返し聞いている御仁が多くて効率が悪い。薬剤師の説明も悪いのだ、食事を食べたくないなら食前に、食べたら食後にと言うからいけない。食事を抜いても食事の時間に服用してくれと言えば通じるのだ。
朝から陽が出ず、あられが降ったり、風は冷たい、楽しみは夕方の農歴新年会だ。




首筋に一粒落ちて霰かな   七一翁

2011年2月14日月曜日

陽に釣られて

世では三連休、明るく暖かそうな陽光に釣りだされて歩いた。
西荻までお茶の葉を買いに行き、右に曲がり環八付近で左折し一万歩歩く想定で出かけた、何処へ行っても人をあまり見かけないのだ。西荻の駅付近は商店街が休日のため人通りが少なく歩きやすい、右折ししばらく歩くと日本産淡水魚専門店というイワナ、ヤマメ、アマゴなどがかすかに泳いでいるのが見える汚れた水槽を積んだ店があった。
欲しい、もう少し物干しが広ければ大型の水槽を買って飼育するのだが現状では無理、この店は営業しているのか分からないような乱雑で木枠の古いガラス戸はガラスが汚れていて店内が見えない。
どうして熱帯魚、海水魚等儲かりそうな魚を扱わず国内淡水魚専門店なのだろう、和食の店で生簀に泳がすのか、水族館へ納めているのか、商売として成り立つのか不可思議な店、イワナ一匹870円と水槽の端に紙切れが貼り付けられていた。
それから歩いたが想定よりはるかに少ない歩数で家へ着いてしまった8200歩だった。
普段はカメラやレンズ、一脚を背負っているので3kg以上のハンディがあるが余り歩いた気になれなかった。




人も無く日蔭の雪の寂しさよ     七一翁

2011年2月13日日曜日

うぐいす色とは


最近鳥見をしていると身を隠して行動しているはずのウグイスが姿をあらわす機会が二回あった。
ウグイスの色は鮮やかな色ではない、極めてくすんだ緑色かオリーブ色で和菓子の鶯餅や梅に鶯の絵に描かれているような鮮やかな若草色ではない、どうして実物と色とが違っているのか不思議だと思っている。染料の原料が出来上がった色と違っているのは藍とか紅花の色で知っているが実物と色とが違うのはおかしい、種々検索をかけてみると諸説があり、鶯色にしても何種類もその業界で標準とされている色が微妙に違っている。
僕は梅が開花した時に蜜を吸いにメジロがよく行くが、それを鳴き声が良いウグイスと間違えていると
思うのだが真実や如何に。


写真は地面に降りたウグイスと陽光の下に出たウグイス


  次々と消えゆく雪や春便り     七一翁




http://www.weblio.jp/content/%E3%81%86%E3%81%90%E3%81%84%E3%81%99%E8%89%B2

2011年2月12日土曜日

また今年も

家人が可愛がっているランが今年も咲いた、いつごろ我が家へ来たのか、少なくとも十年は経過すると思うが花の名前も忘れてしまった。かなりたくさんつぼみをつけたそうだが水をやりすぎて落ちてしまい8個しか咲かないようだ。
未だもう一鉢小さなランがつぼみをつけている、南面の日当たりのよいガラス戸の傍に置いてありカーテンを引くときに気を付けている、万が一ひっかけてひっくり返したら大変な事になるので充分気をつけている。




名ばかりの雪舞い散りて駅寒し    七一翁

2011年2月11日金曜日

落ち葉の道

公園の鳥見の道は深い落ち葉の敷物の道だった、毎日通行する人が踏み砕くのでかなり粉砕されてきたが未だ靴が隠れるくらいあり、時には細かく砕かれた葉が靴下についてくる。
このような道が他にもあるが人が運動靴で踏んだだけでは粉砕されて土に帰るには時間がかかる。春になり雨が降れば腐敗も進むから小さくなるのはもう間もなくだろう、この辺りに耕作者が住んでいたころは堆肥を作ったために無くなっていただろうと思う。
エコだクリーンだといっても都内の公園の落ち葉の再利用など集めやすく処理しやすい場所の植物性有機物の処理を考えずしてむやみに木を植えても落ち葉の処理に費用がかさみ見かけのエコにしかならないと思うが如何に。


 コーヒーの缶手で包み暖をとり     七一翁

2011年2月10日木曜日

信じられない速度

コンパクトフラッシュカードをネットで午後二時ごろ注文したらメールへ返事が来た、15時30分香川県
の出荷センターをクロネコが15時30分に集荷しました。貴方の注文番号はxxxxx・・・・・です、荷物を追跡するときに使用しろと云ったことを書いて来た。
香川県は四国だから瀬戸大橋を渡り中国道、東名を走ってくるのだから二日はかかると計算していた。注文してから24時間経過していないが、何処を走っているのか興味本位で追跡システムに番号を入れてみたら驚くなかれ埼京支店に午前10時20分到着していると出て来たではないか。
24時間経過せずして我が家へ到着した、飛行機で運ぶのかJR貨物で深夜運ぶのか手段は分からないが信じられない、しかも配送料無料だ。




 灰降りて草木伏したり紀元節   七一翁


紀元節の歌の歌詞を思い出してください

2011年2月9日水曜日

東京で見る初めての雪


昨夜は小雨らしく玄関に折りたたみ傘が広げてあった、朝10時過ぎると白いものが舞い落ちて来た。母を見舞いに出かける家人は午後から気温が上がる予報を信じて薄着で出かけて行くと言うから年寄が風邪を引いて寝込んだら、それが最後になるかもしれないと厚着を勧めしぶしぶ着替えて行った。


初めて降る雪を意識して撮ったが降る量が少ないので雪らしくなかなか写らない、しかしコンデジの良いとこでスポーツ連写という十数枚も連写してくれる仕掛けで撮ってみたら雪らしくみられるのが一駒あった。
週末は低気圧が太平洋岸を通るらしく降雪と大荒れを予報していたが春になった証拠だ。
昨夜の天気予報で八丈島周辺を低気圧が通過すると東京に雪が降ると言ってましたから天気図を見て予想されると面白いでしょう。


 積もらずに急ぎ消えゆく春の雪       七一翁

どうしてかな

ある大手不動産会社が都内にしては珍しい昆虫数種を含め生き物が生息する場所を周囲の反対を押し切って大規模なマンション群を建ててしまった。
その罪償いとしてマンションの周囲に植え込みや植栽を作り如何にも自然を維持しているように設えた。そこに井戸のポンプがあり水がくみ出せるらしかった、実際に試して見なかったが手漕ぎポンプの水の出口に「井戸水のため飲めません」と札が掛けてあった。
井戸水だとどうして飲めないのだろうか、水質不良だから飲めないなら話は分かるが井戸だって飲める水もある、井戸について知らない子供たちが全て井戸水は飲めないと誤解してしまう。


   山茶花の花枯れおりて春間近    七一翁
  

2011年2月8日火曜日

朝の足音

僕が寝ている部屋は裏玄関に面している、朝6時半頃に娘、公立病院勤務の医師夫婦、続いてハイヒールで階段を急いで降りてくる足音が二回して7時になる、それで僕が起きて洗面し新聞を取りに出るころに更に二人の足音がする。
不思議なのは男性の足音は聞こえないのだ、年寄が多いからゆっくり出かけるのかな、男女均等になって女性だ男だなんて差別が無くなってから夜も深夜近くに足音がする、ハイヒールの音は響くから忍び足で歩いても直ぐに分かる。
それにしても6時半頃出かけて行くとは、何処の企業も景気が悪いから人員を減らさずを得ず個々人が影響を受けているのだろう。
先日聞いた方のお嬢さんは帰宅後に海外と電話会議をしているそうだ、時差のある会社は人知れない苦労がある事を知った。


写真は神田上水富士見橋付近の深みのコイ


 風寒く光の春や午後の駅         七一翁

2011年2月7日月曜日

トラツグミ

この個体は少し色が薄いように思われるがトラツグミで古代には鵺(ぬえ)という想像上の怪獣と鳴き声から混同され忌み嫌われて来た。或る天皇は外出先でこの鳥の鳴き声を聞き腰を抜かして行幸を中止し御所へ戻り寝込んでしまったり、別の天皇も同じような話しがある。
公園にトラツグミが来るようになり鳥見の方々が気にかけている、僕が出てくるのを待っていたら小さな声でホーホーと鳴き声が聞こえて来た、この声が一晩中毎晩聞こえたら古代のやんごとない方々は気持ち悪かったであろう。鳥として、そう珍しい種類ではないようだが数多くは見られない、おとなしそうだがシロハラと縄張りを争い気の強いシロハラを追い出してしまった、トラの威を借りたツグミかもしれない。


   鼻水をすすりて我は藪に立つ     七一翁

2011年2月6日日曜日

はるなわすれそ

どうしてだか分らないがトラツグミを待っていたら背後の白梅に気が付き、おまけに はるなわすれそ
が浮かんで来た。
どうしてであるか、多分古文文法を習ったときに な~そ の例として菅公の詩が例文として使われていたのだろう
ところがよく考えると正月の落語特選でテレビで聞いた質屋蔵の噺の下げに出て来たのだ、話を説明すると長くなるのでURLでご勘弁を。http://rakugoneta.blog101.fc2.com/blog-entry-24.html
僕が学校で習ったことをまともに覚えているはずがないのでおかしいと思ったら案の定、ひと月前の落語だった。
トラツグミは リンクしている よりどりみどり に詳しく載せてありますのでご覧ください。


 咲く梅を誰気づくのか人出あり   七一翁

2011年2月5日土曜日

立春

太陽暦では今日は立春、暦の上では春だとニュースから聞こえて来ました、農歴では30日くらい先に
立春が来ますから大分春めいている事でしょう。
今日はそれでも朝から気温が高く歩いているとダウンのヤッケを着ていると汗ばみます、鼻水をすすり
かじかんだ手を擦りながら鳥を待たなくても陽光が温かく照らしてくれ幸せな気分になりました。
南斜面のスイセンが開花してきれいでした、春をおすそ分けします。
春と云えば春告げ鳥が目の前に来てくれてどうぞお取りくださいと暫くいてくれました、用心深い鳥としては珍しい事です、残念ながら未だチッチッと藪の中で鳴くだけで美しい声は聴けません。
           
                 春告げ鳥  ウグイス
   
   ウグイスが飛び回りおり春立ちぬ     七一翁

2011年2月4日金曜日

節分

今日は節分で旧正月の元日、陽も長くなり日差しを見ると雰囲気的には春が来たような感じです。
生まれて初めて恵方巻きという海苔巻を食べました、コンビニで買ったのですが味付けがよく美味しかったが恵方巻きなる巻きずしがある事は全く聞いたことが無かった。
何処が発端なのだろうか、頭の良いコンビニの弁当開発担当者が考え出したのだろうか、恵方参りがあるのだから、それに合わせて食べ物を食べててもよいだろうと空きっ腹だったせいか思った。
ところで節分の鬼打ちに煎り豆が撒ける事は平和ですね、ぼりぼりご飯に食べるような時代が来ませんように願いたいです。




さまざまな鬼貼られてる煎り豆屋     七一翁

2011年2月3日木曜日

新春の意味





二月三日は農歴元日で今日から春です。農歴で正月を迎えると本当に新春と感じませんか、僕は子供の頃にどうして寒くて地面が凍てついているのに太陽暦の正月に謹賀新春、賀春などと云ったり挨拶文を商店が店先に貼るのか理解出来なかった。
農歴(旧正月)で迎えると日差しが伸び陽だまりでは梅が咲いて何となく春が来たと感じられ一、二、三月を春とし、また春が来ましたね、生き物が活躍をはじめ農作物が沢山獲れますようにと一年を祈願する雰囲気が出てくる。
農歴で考えると立春や啓蟄は体感的に納得がいく、僕が農歴の行事を太陽暦に置き換えてひと月以上早く行われていることに気づかなかったのだ、元日から春になる事を理解していなかったのだと気づいたのは
25歳に郡山で旧正月の新年を知ってからだ。


  逆さまの春鮮やかに中華街      七一翁


台湾と中国大陸のyahooの除夜の日版





2011年2月2日水曜日

池も凍っていた

散歩に出かけて日蔭の池によったら凍っていた、以前は冬中凍り、厚くて子供が乗っても大丈夫な時期もあった。池の氷が凍ったのを見るのは久しぶりだ
司馬遼さんの受け売りだが大阪城冬の陣の時は安治川の水が薄く凍っていたそうだ、その頃は大阪にしても東京にしても寒かったのだ、江戸落語でも志ん生が「だってさぶいんだもん」と冬の寒さが大変だった事を示している(噺を知らない方にはゴメン)
カモが水田で寝ている間に凍りつき、首を持って鎌で刈り取りに行くとか冬の凍てつきを面白おかしく話す昔話は幾つもあるだろう。


今聞いていたテレビニュースでエジプトで何日も止めれていた旅行客が脱出したそうですが
待てばカイロの日和あり でよかったですね。(ごめんカイロにいた方たち)



 対聯の墨新鮮に明日は春    七一翁

2011年2月1日火曜日

ナンテンの実を捕る犯人の姿


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
今朝ラジオを聴いていたら目の前を鳥が横ぎった、以前に書いたナンテンの実を食べている犯人と察知しコンデジを即座にとり、暖房のためカーテンを開けていない居間の隅から窓越しに正面に置いてあるナンテンを見たらヒヨドリが実をついばみ離れるところだった。
写真を見たらボケボケだが離れる犯人の後ろ姿がかろうじてあった,次を狙って物干し場の手すりに戻った犯人。
年を越したナンテンも食べつくされてしまった、この付近の柿の実は年越しをかなりの木でしたが何処にも見当たらなくなった。
S師の知らせてくださった柿の木も多分実が無いだろう。




 喉悪くナンテン食らうヒヨドリは    七一翁