2011年8月14日日曜日

くちなわ

ヒグラシが恰もカナ変換だよと連呼しているような蝉時雨だ、先ほどまでの高温注意報が嘘のような夕闇迫る上水をミズヒキを探して歩いている。
夏草が伸びて来て上水らしい光景になっておりフェンスを見ると細いアオダイショウがいる、未だ子供だろうかじっとして動かない。野鳥の雛や卵を狙っているのを見かけるがネズミも退治してくれる優れものだから触らずにおく。
自然が不要と言われる道路が出来るため破壊されかけておりヘビも来年くらいには見られなくなるだろう、周囲の家でネズミが増えたと言い出すかもしれない。
肝心のミズキはこのような結果となりました。


カナ文字を勧める蝉のもう日暮れ    枯沼


3 件のコメント:

zenzii さんのコメント...

こんなに可愛い顔をしていましたかしら。
ボクの場合はトント見なくなったのではなく
出歩かないから自然の生き物に出あるハズがないですね。

ター さんのコメント...

同じものを見ても朽縄と言うあたりは、さすが風流人ですね。(笑)
ボクなんか本物の朽ちた縄を見てもゾッとするくらいだから即物的にヘビと言っちゃいますね。

さんのコメント...

zenzii 様

 昔は動物が家へ訪ねてきてくれましたが今は入り込む隙間もないし道路も危なくて来れませんよ。

ター 様

 風流じゃないんですよ、鬼平犯科帳を読んで恥ずかしながらクチナワという言葉を知ったのです、清少納言と言いたかったのですが。ネズミ退治のために天井裏へ入れる人もいましたね。