2010年8月9日月曜日
ルイビトン
桂離宮の一のお茶室松琴亭の室内です、市松模様の床の間と襖と有名な絵師が書かれた小さな襖絵がありました。
ここは三方から見られるのですが写真に撮ってきませんでした。
青と白の市松模様は日本伝統の模様ですが、見学していた若い方がルイビトンの真似だと小声で仲間に言ったのが聞こえてがっくりしました。
向こうが真似をしているのですが困ったものです、死にたいくらい美しいと言ったブルノータウト氏が聞いたらショック死したのでは。
苔枯れる今年の夏にくいしばり 七一翁
2010年8月8日日曜日
詐欺じゃなく本当に暑いアオサギ
35とか6度といわれた昼下がりに桂離宮へ行った。
月の桂といわれるように夜間の遊びのために種々しつらえており、中秋の名月の夜に見学させてくれたら、どのように素晴らしいか過去に見たテレビの夜景を回想しながら見ていた。
ふと見ると池に張り出した松にアオサギが一羽、嘴を開けて如何にも暑そうに喘いでいた。
これこれ、この場所は五位の位が無ければ来ちゃだめだと冗談を言ってやりたかった。
もっとも五位鷺だったら水際の木陰に止まるだろうが。
見る人の少なき夏の桂かな 七一翁
2010年8月7日土曜日
もう準備
各地で夏祭りが模様されていると報道されている。
京都の夏まつりは終わっているが8月16日の送り火の準備がもう始まっていた。周囲の山にある五個の文字や形の場所で
草刈りされたのだろう修学院離宮から貴船が頭の裾を刈って貰った小学生の剃りあとのようにくっきり見えた。
車から見た別の場所では薪を準備しているようだった、僕はせいぜい二三日前に薪を揃えると思っていたが担ぎあげていくには、いま麓に準備しなければ間に合わないだろし周囲の雑草を刈っておかないと妙法から山火事が出たなんて事が起こりかねない。
写真は草津付近の琵琶湖岸のハス
氷食べこめかみ押え都人 七一翁
2010年8月6日金曜日
郵便遅れてますよ
先程、郵便局へ行き速達と普通郵便の封書二通を切手を買って出したら係の女性がお盆ですから多少の遅れが出ますからご了承くださいと言った。
未だお盆まで随分あるし、速達がなぜ遅れるのだろう。
先日、社長がテレビで言っていた一日二日の遅れは当たり前ですは既成事実なんですね。
京都駅のホームにあった郵便ポスト、なぜこんな邪魔になる所にあるのでしょうか。
恥じ入りて赤き顔して夏に立つ 七一翁
左近の梅
旧嵯峨御所大覚寺門跡が正式名称の大覚寺へ行った、暑かったが建物の周囲の縁側や廊下を通って見物させて貰えるので陽が当たらず少しさわやかであった。嵯峨天皇の離宮であっただけに広々とした空間に建物が建てられ大沢の池も配置され見ごたえののある寺院で著名な絵師の手になる襖絵が多くあり室内の装飾や作り方が素人目にもすばらしかった。
宸殿を回廊式縁側から見られるようになっており玄関前にに右近の橘と左近の梅があった、物を知らない僕は左近の桜じゃないのと従妹の聞いたら昔から梅だったと教えてくれた、調べると起源は分からないが山桜が左近に植えられ始めたそうで梅は春一番に咲く花で御所に相応しい花だから選ばれた理由だそうだ。
いにしえは如何に過ごすかこの暑さ 七一翁
2010年8月5日木曜日
ひいお祖父さんのお父さん
いとこ会の二日目はご先祖を訪ねてショートトリップをした。
それぞれの父か母から我が家の歴史を聞いているが、どのような仕事をした人か現地へ出かけ自分の目と耳で再確認し、見た事のない肖像とか本、書を民俗資料館で見せていただき、その後に墓地へ出かけた。
ひいお祖父さんのお父さんは東海道の宿場町の小さな藩の儒者で明治維新の時に志士として活躍した。
実は以前は我が家にあり保存に困り引き取っていただいた何て書いてあるか分からない書とか明治初期の色刷り印刷であるが肖像画を収蔵庫から出していとこ達に見せていただいた。
ひいお祖父さんも勉強家で本を多数残し出来たばかりか埼玉師範学校の校長や故郷の地で教育者として実績を残されたが比較的早く亡くなられたので残された祖父が15歳から自活、苦学し眼科医になった。
穂を出した稲の世話する近江人 七一翁
2010年8月4日水曜日
帰ってきました
暑かったです、S師が畿内は暑いと毎夏叫びと悲鳴をあげておられるのを身をもって体感しました。
店先で売っている生卵が温泉卵になっているのではないかと心配する暑さ36℃、実際には遮る物がない寺院や離宮では海水浴へ行ったような日焼けをした。
京都をテレビで見ていると殺人事件が多くて鴨川や山すその道を歩くと死体が出てくるのではないかと心配していたが副署長にも女性の捜査官にも会わず観光客がこの暑いのに押しかけて来る町でした。
所期の目的のいとこ会は盛会だったしご先祖を訪ねる日帰り旅行も現地の民俗資料館の方が案内し説明してくださったが地方公務員OBの従弟が信じられないと言うくらい親切な案内と詳しい分かり易い説明でご先祖様の活躍ぶりが再確認出来ました。
写真は東海道新幹線新富士川鉄橋付近通過中の車窓から見た富士山
蒸し暑い近江の道にキリギリス 七一翁
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