2010年6月17日木曜日

端午節

先日、突然遊びに来てくれた台湾での語学の先生姉妹家族から帰国のメールが来て明日は端午節だから準備に忙しくてと書かれていた。端午の節句は中国人にとって大切な年中行事の一つで粽を家庭で作って食べるし家の味だよと分けてくださる。各ご家庭の味があり具が異なる。
現在日本で中華ちまきが所々で売られるようになったが、似て似つかないとは言わないが中華ちまきもどきだ。
確かに中国各地の様式とそれを基にした各家庭の味があるけれど干し椎茸の戻し汁、細かい干しえびの戻し汁を油飯を炒めて作るときに入れるか否かで美味さが決まると頻繁に頂いた粽と近所の飯屋のオバサンがこの時期になると店先で作っているのを見ていて気がついた。日本で食べる殆どにこれが無いのだ、キーポイントを抑えていないと云うことだ。

頂いた粽を冷凍庫で貯蔵し朝ごはんに二月程は頂いたが各ご家庭の特徴があり美味しかった、本場の美味しいものを食べたいものだ。

余談だが日本ではどうして乾物屋においてあるのだが干した海老を茄子を煮るくらいしか使わないのだろうか、野菜炒めに細かい小さな干しえびを入れると格段に味が変わる。野菜炒めに脂身の多い肉を入れて作るのは日本人科日本式で野菜炒めを注文するとサラダ油かごま油で炒め細かい干しえびが入ったキャベツ、白菜、ほうれん草、チンゲン菜、さつま芋の葉などの野菜だけが出て来る。

写真はアサザ

雛がもの動きまわるや池狭し  七一翁


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