2010年6月17日木曜日

アサザ

昨日は端午の節句、中華圏では祭日だった、各家庭でお袋の味の粽を作る、これを随分おすそ分けしていただいたが美味しかった。最近中華ちまきと称してモドキを販売している。具を十分煮込んでいないから美味くない。キーポイントの味付けに日本では使われなくなった細かい干し海老が入っていないから素朴な旨味がない。そうだポイントのもう一つは干し椎茸を戻して使っている、もちろん戻した汁を入れているから美味しい。最近の我が国の方はこの戻した汁を捨ててしまうらしい、料理番組で捨ててはダメですよと講師が強調していたのを見た事がある。
会社の皆さん、工場の方々が家の粽食べてと下さって冷凍庫は満杯で毎朝戴いていたことを思い出す、ああ美味い粽が食べたい。



写真はアサザ

梅雨休み床屋出る我頭灼け   七一翁

4 件のコメント:

isi さんのコメント...

乾しシイタケの戻し水、旨味や薬効成分が溶け出して
いるので、捨てずに使うようにと聞いていました。

しかしさらに、最初の10分くらいの戻し水には雑味が
あるので捨てて、改めて本格的に水戻しをする。
あるいは戻し水に問題はなく、水戻ししたシイタケを
さっと茹でて雑味を取って使う、という料理人や生産者の意見もあるようです。

そこで試してみたのですが、シイタケの品質や特長による違いもあるかも知れませんが、
何より僕の味覚では判別がつきかねました。

ソレイル さんのコメント...

 小生も高雄在住の時に粽をおすそ分けで頂いて,美味しさに感激したものです。
 沼さんのエッセイを読んでいたら無性に高雄の粽が食べたくなりました。
 何度か自作したのですが,なかなか同じ味は出ませんでした。

shiro-chan さんのコメント...

お袋がまだ元気だった頃に作ってくれた巻き寿司にはかならず椎茸が入っていました。戻した汁はかならず何かの出しに入れていました。ソーメンつゆも自家製でした。

減塩生活を強いられている今は寿司もソーメンも滅多に口に入らなくなってしまいました。椎茸も国産のは吃驚するような値段ですし…。

さんのコメント...

ISI 様

 干し椎茸といえば天日で干していましたが現在のように乾燥機で乾燥させたら旨味(グアニル酸)も上手く出来ないのではないかと思います。時々煮物の干し椎茸が生椎茸を戻した感じの旨味が全くないものがありますね。
天日干しでないと戻した汁も旨みが出ていないかもしれませんね。よくお試すになりました敬服します。

ソレイル様

 南部のチマキは台北など北部より美味しいと思いました。

shiro-chan 様

 台湾へお土産に宮崎県産干し椎茸は凄く豪華なおみやげ
 でしたし喜んでくださいましたが余りに高くて買えません でした。