我が家付近は20年くらい前までは畑が多くあり養蚕も一部では細々と行われていただろう。僕と同世代の大地主の方の話しだと彼の母上は立川の養蚕農家から指導に嫁入りして来たそうだ、多分昭和の初めか中頃だろう。八王子という一大養蚕地域があったから当然生糸商人がこの辺りまで普及させただろうし水がないから稲作が出来ず、生糸が現金収入だったろと僕は推定している。
その名残の桑の木が今でも所々で見受けられる、桑畑の端っこだったのか、鳥が種を落としたのか樹勢はよくないが生き残っている。
それに写真のようにカイコの雑種だと思われる幼虫が桑の葉を蚕食しているのが見られる。
この格好が特急電車の先頭部分によく似ている、フィンダーで見ながら、これからデザインしたのかなとJR東日本と北海道の車両を思い浮かべていた。
灯をつけど集まり来ない夏の虫 七一翁
(毎年定期的に調査している公園の観察によると減っているそうで、飛んで火に入る夏の虫は
死語になりそうです)
2 件のコメント:
さすが観察が鋭いですね。
ボクの町は町名に桑の字が入っているとおり養蚕が盛んだったところだから、未だに桑の木が多く残っています。
カイコがいるかどうか?探してみよう!
娘が小学校でカイコを飼って観察する宿題があり餌の桑を探しに吉祥寺周辺をうろつき、桑に同じ蛾がいるのに気付き、調べてみたらカイコ
らしかったのです。
カイコは家畜になったから野性はいないと書かれていましたがカイコに近い、原種みたいなのか大昔に逃げ出し野性に順応したか先祖帰りしたものが必ずいると信じています。
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