学生時代、夢中で旅行していたときに駅弁の包み紙を集めていた。
最近の駅弁は箱になっているのが多く包み紙で包んである弁当は少ない、以前のは経木(薄い木の板といったらよいだろう)で作られた箱で蓋も経木一枚でその上に弁当を包む包装紙があり紐が十文字に掛けられていた。現在は紙箱や合成樹脂の箱で中に飯とおかずを入れる仕切りがついたプラスチックのトレイがついているのが多い。
この包装紙は一枚の紙で今の弁当も同じだが御弁当とか幕の内弁当などと印刷され地方色を出したデザインだった。蓋が経木一枚だったから煮物から汁が出て包装紙にしみ込み薄黄色のシミが最初からついていたりした。
しかし地方色が魅力でかなり集めた、しかし何回もの引越しの間に紛失してしまった.
先日テレビで変わったものを集めている人が出てくる番組で駅弁の包み紙蒐集家が登場した、僕がそのまま集めていれば一番蒐集している人に多分なれただろう。
鴨泳ぎ水面崩れて紅葉揺れ 七一翁
3 件のコメント:
世の中には同じような事を考える人がいるものですね。
ある時、いろいろ考えて良いアイデアが出て結構手作りしたりできましたから、ボクは器用発明家の素質があると思ったりしました。
ところが、ボクの考えるほとんどのものがすでに製品として有る事を知り、そう甘くないと(-_-;)
昔、喫茶店のマッチ、宿の割りばしの袋、各地の灰皿など集めましたが、男のロマンを理解しないカミサンに捨てられ、ヨーロッパを中心とした小さな絵入り灰皿30種位が壁にかかっているだけになりました。
30種位ではテレビにも出せないですね。
zenzii 様
ボクも大発明家と思ったことが何回もあります、正で気が悪く直ぐ壊れてしまいました。
同じ事を考えたり思ったりするのは人間の歴史始まって以来ですね。今の私には何の発想も出てきません。
あべちゃん 様
そういえばマッチ集めました、先日ルノアールへ行ったら同じデザインのがおいてありました。珍品30種だったら十分出せるでしょう、鑑定段へ応募してみたら如何。
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