2011年4月26日火曜日

法然上人絵伝

昨日から喉が痛く熱もわずかにあるので週末の行事に備えて静養し録りためたビデオを見た。
一つが法然上人絵伝でデジタル化した画像と実物を見せてくれたが、この湿度の高いわが国でよくぞ
全長450余メートル235場面の絵画と文字が痛まずに鎌倉とも平安末期に作成が始まったされ黴も生えず傷も殆ど着かず現在まで残っていた事に驚いた、宗教画であり開祖だからだろうか。
次に1212年に没し100年経過して誕生から没するときの逸話までその時代の風俗習慣から専修念仏の教えまできちんとかかれている事だ。子犬を抱いた子供が描かれ、この頃から犬が家畜化されたことを示しているそうで、他の事柄も含めて興味が尽きない。
南無阿弥陀仏を繰り返し唱えていれば成仏出来るとの思想を確立し広めるまでの苦労もきちんと、しかも作成の指揮者がいて法然さんを同じ顔で描かせている事も、この時代としては画期的だったろう。




     喉痛む我見透かすか鯉のぼり      七一翁

3 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

法然上人はともかく熱があるのですか。早くのどの腫れが引いて鎌倉古道を一緒に歩けますように…ナマンダブナマンダブ…

治 さんのコメント...

そんな大作の絵巻物が
あったとは知らなかった。
一度見てみたいものです。

さんのコメント...

shiro-chan 様

 ご心配有難うございます。
虚弱体質はいけませんね、左の鼻が詰まっている事が原因ですが医者様が抗生物質をやたら飲ませるから通院を止めています。
口で呼吸しますから腫れて、微熱でも身体がだるくていけません。

治 様

 NHKで90分番組でした、再放送すると思います。存在を全く知りませんで大したことないだろうが録画しておこうと気楽に考えていましたが
内容はたいした物でした。
知恩院で公開するかもしれませんしディジタル化されたので販売するかもしれませんね。