2011年6月10日金曜日

お誘いが来た

夕べ、床について暫くして夢だったのだが名古屋の生家の玄関のガラス戸に真っ青な顔をした友人が四人立っており戸を開けろと言う、勝手口からも声がする。見れば鬼籍へ入った友人たちが出てこい、飲みに行こうか遊びに行こうかは定かでないが誘ってくれている。
僕は怖くて止めてくれと断っているが来いよと誘ってくる、ダメだと声を出しているのだがしつこく誘う、家人が何をうなされているのと起こし、やっと解放された。
今思い出しても背筋がぞっとするが、間もなく仲間になるという暗示なのだろうか。


  キンシバイ夏が又来て老いかさね             枯沼

8 件のコメント:

ISI さんのコメント...

悪い誘いは、勇気を持って断りましょう。
お迎えは……これも好意で来るわけでもないでしょうから、
都合が悪ければ出直してくるよう諭しましょう。
……そう簡単に行けばいいんですが。

ター さんのコメント...

一緒に飲みに行ったという夢の続きがあったら・・、どんな展開になるのでしょうか?
何だか落語にありそうな話ですねぇ。
落語好きは見る夢も違うようで・・・はい、お粗末!(笑)

山爺 さんのコメント...

こういう誘いにはのってはいけませんよ。
間違いなく幽境に入ってしまいます。

治 さんのコメント...

今日の文はすばらしい。
読んでいて背筋がゾクゾクした。
まるで自分の体験のような感覚だった。
誘いにのったらどうなったか
怖いけど興味がある。
それともお盆には少し早いが
大兄の創作怪談にひっかかったのかな。

あべちゃん さんのコメント...

あげくの果て、今日は生きてる仲間と蕎麦掻つまみにいい酒飲んで、変な誘い忘れたでしょ

今日はいい酒だったね、つまみもよかった
ヽ(^o^)丿

三四郎 さんのコメント...

浅田次郎の短篇を思い起こさせますね。

で、これが昼酒とどう繋がるのかそのことのほうが奇奇怪怪(爆)

さんのコメント...

ISI 様

 イヤー、夢の中で断ることの大変さ、うなされて起こされてやっと断ち切れました。

ター 様

 江戸期の有名な落語家の怪談話しに似ていますね、飲みに行ったら奇跡的に鬼籍に入らなかったオチになっていたらよいのですが、僕は
ラクダでしょうね。

山爺 様

 誘惑に弱いですからね、もう幽冥に招かれてもおかしくはないですから簡単に乗るかもしれませんが思い出しても恐ろしかった。

治 様

 けっして作り話ではありません、怖かったですよ。

あべちゃん 様

 昨日はどうも有難う。
お蔭ですっきりできました、実にいい酒でした。こういう夢はほとんど見ませんね、どうしてかな。

三四郎 様

 続かないですよ、会場でお題を頂き繋ぎ合わせる三題噺でも無理でしょう。
そうですか短編に似た話があるのですか浅田次郎さんは一冊も読んだことが無いのです。

shiro-chan さんのコメント...

上京の折、持参いたします@「鉄道員」。この中の短篇も実にいいと僕は思います。