2011年6月26日日曜日

近頃都で見ぬものは

最近、梅雨の花形であったナメクジ、カタツムリを殆ど見なくなった。
ナメクジにいたっては全く見ない、亡くなった志ん生さんがナメクジ長屋に住んでいるとか、この手の生き物について寄席では特に力を入れて語っていたが彼が生きていたら驚くだろうし聞いていた我々もナメクジが台所とか湿った場所に今の時期には必ず居て身近な生き物だったから笑えたのだ。
カタツムリは写真ように小さい奴は見られず大きなエスカルゴになるような奴は時々園芸店付近で見かける。
気候の温暖化によりナメクジやカタツムリは生息しにくくなったのか、都市では餌となる腐食した材木とか落ち葉や雑草などが少なくなった影響だろうか。
デンデンムシが個人タクシーのマークでしかお目にかかれないとは、提灯もそうなるのかなと思ったが赤提灯がある限りだいじょぶだろう。




  梅雨降れど蝸牛に会えず青蛙           枯沼

4 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

顔を出していたらもっとよかったですね。

ナメクジ、上水道が引かれるようになる以前は井戸水を使っていました。今から考えるとかなり非衛生的ですが当時は当たり前でした。雨が降ると井戸の水位が上がってきたりしていました。どこやらの汚染水と同じように・・・。

その井戸のふちにこの季節ナメクジが這っていましたが気持ち悪くて困りました。

いつ頃のことだったのか・・・。

zenzii さんのコメント...

ぼくは自分から遠のいているような気もしていますが、やはり見ることもないです。

やはり「人間」が増えすぎましたかね。

もう一つボクの残念に思うのは大好きなツバメにあうことがない事です。

治 さんのコメント...

わたしの住まいの辺りでは
どちらもいくらでもお目にかかれます。
せんだっても朝玄関でつっかけを履こうとしたら
足の裏にヌルッと感じ,
みたらナメクジでした。
ソッと植え込みにお引き取り願って,
もちろん足も洗いました。

三日前の「ハイク」の追伸:
ここで披露されるハイクは,
昆虫や小鳥の生態学の研究者が
貴重な文献として学術論文に引用しますよ。
枯沼さんのハイクによれば,
2011年6月にセセリが東京の西に現れた,なんてね。

さんのコメント...

三四郎 様

 以前は何処にでもいた生き物ですね、写真のは死骸かもしれません。何十枚も撮ったのですが貝殻が生きているように見えないのです。
ナメクジに塩をかけて脱水させてしまつする事が知られない事になりましたね。

zenzii 様

 ツバメが激減しましたね、今年は来るのも遅れたが数も少ないです。

治 様

 本当ですか、学園都市のお仲間でそのような方がお出でですか、信じられません。
物理の大家から、そのような話しが聞けるとは思いませんでした。