2011年6月20日月曜日

黴の話し

雨はぱらつき、時折止んで薄日が差しそうになる。慌ててカメラを持ち出し歩き出すと又降り始める。最近のカメラは微弱な電気でレンズまで動かしているから水濡れは禁物。まして梅雨時で湿度が高くレンズは黴が生えるので除湿箱へ格納される方がお出でだが僕は今までした事が無い、油断するとやられるだろう、台湾の友人たちは凄い除湿箱にカメラも入れていた。
この黴が戦時中B-29の燃料タンクの内部に生えて燃料が漏れ田が最初は原因が分からなかった。
日本へ空襲に来るB-29だけ穴が開くので調べた結果、日本の大気中の黴が燃料が消費代わりに入り込んだのだ。対策としてゴムの幕を内部に貼ったと微生物の本に書いてあった。
湿度の低い国で製造された乾燥食品は包装が簡単で穴が開いていても黴が生えないから気にしていない、何でお前らそんなに気を使うのかと聞かれたことが何度もあるし結果を見せてやったら驚いていた。
身体に生える黴も沢山あるから要注意、抵抗力が弱くなると身体の内外で黴が元気になり命取りになる、埃高き生活もいいけれどほどほどに。




 風評に色気うらめしさくらんぼ           枯沼

3 件のコメント:

治 さんのコメント...

B29の燃料タンクはゴム張りだったと,
聞いたことはある。
機銃で撃たれて弾丸が貫通しても,
燃料が漏れるのを防ぐためと聞いた。
そんなにうまくいくのかなと思った。
せいぜい一年くらいの本土空襲の間に,
黴がそんなに活躍してくれたのかしら。
素人には信じがたいですね。

山爺 さんのコメント...

人間も古くなると黴に侵される危険があるのですね。
これまでホコリ多い人生を送っていたが、ホコリを払らわなくちぁ。

さんのコメント...

治 様

 ゴム張りは被弾しても発火しないと聞いていましたが、その目的もあるでしょうが黴によるピンホールも事実のようです。井上成美さんと言う方が電子基盤にカビが生えて使用不能になることを警告した電子幕開け時代の書物に書かれていましたが、書籍を誰かに貸して返してもらえず。

山爺 様

 掃除機を買ったのですから活用して誇り高い生活に切り替えてください。