京のお菓子
鳥だの茸が続いたので家人の小学校の同級生で日本画を書いておられる方が今年も日展に入選したのでと上京され秋のお菓子を下さったので披露しよう。
私のようにお茶はたしなまないし京に住んだ事のない人間は価値が分からないがわざわざ名だたるお店へ買いに行かれていると家人が言った。
古来からお茶が盛んな町を旅すると創業が何百年か前と看板が出た和菓子の店があるが不調法で甘いものが苦手な私は素通りしてしまい何故買って来なかったと言われた事がしばしばあった、豚に真珠のようなもので並んでいてもどれが好いかもさえ分からなかった。
柿を剥くナイフ使いて幾年や 七一翁
4 件のコメント:
不調法の10乗である僕もきれいな京の和菓子はパス。
で、今日の句にある柿、おいしくなってきましたね。みかんも甘くなり、摂取糖度が上昇気味であります。
流石京菓子、品があります。
ぼくも京菓子が習いたくて旅費が切れて大阪に途中下車して「今のざま」(>_<)
落雁に羊羹ですが、その他セッペイやねりきり等細工物で手間に技術。
熟練の技は目を見張る物があります。
値段も可成りするようです。
和菓子の始祖は、「田道間守[たじまもり]」と云われてます。
橘を持ち帰ったと言われてますよね。
今や、日展の日本画壇を牛耳っているのは京都だそうです。中々、東京にとっては難しい世界らしいですよ。
shiro-chan 様
果物本当に美味しいですが糖分が高いので体重を気にされている方には要注意ですね。
京のお菓子は甘くなかった上品な味でした。
ヨッチャン 様
昔取った杵柄ですね、いろいろな技術や秘伝があるのでしょう、たじまもりが始祖とは知りませんでした、良い事を有難うございます。
仙風 様
ご主人を若い頃に亡くされ二人の子供さんを育て働きながら習得された方で肺に腫瘍を患いながら製作されおられるすごい方です。
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