2010年9月4日土曜日

信玄か金次郎か

公園の午前11時30分頃、池のベンチで後ろから覗かせてもらったら何やら難しそうな本を暑さとか周囲の人や餌をねだるカルガモを全く気にする事無く無我の境地で読書している青年。右手に食べ終わったアイスクリームのバーさえ握りしめたままで心頭滅却すれば陽もまた涼し、ちょうど携帯へ電話くださった我がS師が言われる勉強は時と場所を選ばず正にそのものだ。
最近の我が国に未だ武田信玄公か二宮尊徳先生の再来のような青年がおいでだったのだ。
しかし池の水が溶存酸素不足でアオコが発生しひどい異臭が出ているのをよく我慢していると感心した。(声をかけにくい雰囲気で無断撮影ご容赦)


 家族の夏休みにつき合い旅に出ますのでお休みします。


 日盛りに絵描き群れ居り秋の汗   七一翁


(毎日大勢の絵描きさんが写生に熱中しておられ、わが平塚の盟友を彷彿させます)

3 件のコメント:

shiro-chan さんのコメント...

心頭滅却してもUVでメラノーマになる危険性がおおいにありますね。他人さまのことながら心配になります。

あべちゃん さんのコメント...

うちの会の絵描きさん達は暑いからと8・9月は屋外スケッチ中止、一昨日は教室でモデルを描きました(作品は趣味人倶楽部にUP)

さんのコメント...

shiro-chan 様

 皮膚がんにアジア人でもなるでしょうから荘内地方の稲作農家の方は全身布で覆っていましたね、確かハンコタンナと呼んだと思うのですが記憶違いでしたらお許しを。

あべちゃん 様

 展覧会の締め切りがあるのか、個人的趣味で描かれているのでしょうか同じ年のような方々が熱心です。中には池の反射光を避けるのかベドウインの女性見たいな服装ですよ。
芸術のために暑さは関係ないとおっしゃる方がおいでだそうです。