薄い窓枠だけでガラスが填まったビルの25階の事務室へ引っ越したときは一月くらいガラスの側に近づけなかった。下に見える車が小さく、目線の高さをコサギが朝夕行ったりきたりするし、少し離れた高速道路のインターチェンジを走る車がおもちゃに見えた、高所恐怖症の僕にはこんな部屋は嫌だと社長にクレームをつけたら笑いながら景色の良いところを用意したのにと言った、それを承知の上だった、それくらい怖かった。
六本木へ出かけてガラス張りののっぽビルを見ていたら当時の事を思い出した、そしてビル火災で燃えてしまった事も(台湾便りで書きました)、その中にあった資料が今必要になった。
モクセイが背より香る夜の道 七一翁
3 件のコメント:
木犀…荒れるにまかせている庭に出てみました。たしかに小さな金の粒が顔を出し始めています。香りもわずかに…。秋…。
カーテンを開けると、木犀の金色の花が眼に入ります。
窓を開けると、木犀の香りが部屋に入って来ます。
今年も木犀の季節が巡ってきました。
匿名 様
やぶ蚊にめげず荒れるに任せずお手入れを。
仙風 様
モクセイの匂いはいい香りですね、誰もが和むし季節を感じさせてくれます。
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