今日から晴海ビッグサイトで国際包装展という種々の分野の品物の包装についての国際的展覧会が始まった。二年に一度開催されアジア最大と言われており僕は若い頃から開催されると見に行った。
その展示内容が以前とがらりと言ってよいくらい変わりオイルショック時代には省エネ、省人が主なテーマとなったが、この世界不況でも省エネ、コストダウンが主流ではなかった、もちろん思考の中には入っているが正面から押し出しはしていない。しかし企業の展示が大型機械をジャンスカジャンスカと動かし見本品を作り配るなんて事は一社もやっていないし見本品を配る事もない。
もう工場の中では自動化や無人化が進んでしまい当たり前の事になっているのだろう、グリーン、エコ、低カーボンを標榜しているが何処がそうか分からない中で進められている。
この展示を見ていて毎日世界中の各種製品が何らかの包装をして輸送され販売されているが、毎日世界中で行われている輸送の為の包装、綺麗に見せるための包装、小売のための容器を考えるとすごい事が行われ一回だけ使用されるためだけで石油、木材などが使い捨てになっているのだ。
例えば段ボール箱に水を入れて活魚が輸送出来ますと展示していたがもったいない事をしていると思わずうなった。
そのためだけの展示会まであり世界から人が見物に来ているのだ、そして現段階では日本の包装技術や材料は世界一といわれている。竹の皮と新聞紙が包装だった時代もあった。
秋の陽が部屋を貫き勝手差す 七一翁
2 件のコメント:
馬糞紙なるものがありました。
本当に馬の糞で作られたものと思い、何度も臭いを嗅いだものでした。
あれって、今どうなったてるんでしょうか。
仙風 様
私も馬糞から出来ていると思っていました。
現在用途がないのと原料の稲藁が日本では不足し中国から輸入している状況です。
綺麗な紙を使いたがるから用途はないでしょうね。
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