医者は僻地で役立つとT大を卒業されてから何十年過疎の蝦夷地で開業され農業もされている先生から、今年採れたとカボチャや馬鈴薯をくださった。
僕の夏はカボチャが主食だった、少しの土地があったら苗を植えて塀から屋根からそこいらを這い伝わせて出来るだけ収穫した。多分今頃の職場の茶飲み話でカボチャを何個収穫したとか最高は何貫目だったとか。保存が利くから冬頃まで食べた。
南アメリカから西洋を伝わって日本へ来たからカボチャ、南京、唐茄子、ぼうぶらなどと呼ばれている。
最近お目にかからないのが武者小路実篤さんが「日々是好日」などの書と一緒に描かれていた日本カボチャ、山型凹凸があり少し平べったいやつ、味としては旨みや甘味が少ないから淘汰されていったのか、しかし懐かしい。
現実に戻ると今でもカボチャの煮つけ、天ぷら、ポタージュ、汁粉も僕は好きで煮つけが冷蔵庫にあるとつまみ食いすることがある、品種改良され甘味と旨みが増しているのだ。カボチャばかり食べてカボチャの持つカロチンで顔が黄色くなった人が大勢いた、あの時代のような食糧不足が来ないことをくだらない政争を楽しんでいる為政者に頼みたい。
秋の日は鋭角に差し部屋越える 七一翁
2 件のコメント:
故郷では「ぼうぶら」と言っていました。よく食べました。
ぼうぶら とは糸瓜みたいに長いカボチャを言うのでしょうか。
カボチャも種々の形があるようでして抱えあげられない大きなカボチャもありましたが牛の餌にするようでした。
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