どうも下衆はいけない、この花をヒガンバナと呼ばずマンジュシャゲと呼ぶと長崎物語という題名の歌謡曲で当時の流行歌だった歌を口ずさんでしまう。
赤い花ならマンジュシャゲオランダ屋敷に・・・・・と歌詞は続くが、この曲を口ずさめる人は僕と同じ年代以上だろう。
この花は律儀な花で先日見て回ったときには彼岸には咲かないだろうと思っていたが彼岸が来たらきちんと咲いた。誰が教えなくても気温か陽の角度か長さか何が引き金になっているのだろうか。
それと白花は何時から出来たのだろうか、子供の頃に野辺に咲いてマンジュシャゲは赤い花だけだったと記憶しているが。
ヒガンバナ彼岸過ぎても悩みあり 七一翁
(マンジュシャゲはヒガンバナとも呼ばれる天上に咲く花で見る者の心を柔軟にするという。)
5 件のコメント:
北海道にはヒガンバナが無かったので、沼さん引用の長崎物語で、赤い花なんだ…という強い印象を持ちました。それと、北原白秋の詞に山田耕作が曲をつけた曼珠沙華、とくに二連目。
ごんしゃんごんしゃん 何本か
地には七本血のように
ちょうどあの児の年の数
後に本物を見た時、勝手に持っていた妖しく、悲しく、禍々しいイメージどおりだったのでビックリ。さらに後年、白い花を見てまたビックリでした。、
十何年か前に河内の方で通りかかった田んぼの傍らにはじめて白い曼珠沙華を見て「珍しさ」で車を止めて写真に撮ってたら、地元の農業をしてた方が「全然気づかなかったな~」と暢気なものでした。
花の名前、星の名前は(も)知りません。
ーーー育った場所、第一京浜(浜松町~田町間)には空と地面がなかったものでーー
彼岸花=曼珠沙華と知ったのも最近です。
この花、400ほどの異名があるそうです。墓や田畑を守る有毒植物、或は救荒作物として、色んな所に、植えられたそうです。
isi 様
すごい想像力でした、感受性がすごいのかな。この花は陽気なときに出てきませんね。
ヨッチャン 様
白花は突然変異だったのでしょうか、いつも出てくるものに余り注意しないのでしょうね、農作業のほうが忙しいから。
あべちゃん 様
あの海岸に近いところにお育ちでは無理でしょうね、愛宕山までは少し遠いし。
星は見えすぎても分からないですよ。
仙風 様
墓地のようにたまに草むしりはするけれど
耕されない場所に残って群落になったのでしょうか、植えられたものが残ったと考えたほうが良いようですね。
救荒植物とは知りませんでした。
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