トビが何故とんびと呼ばれるのかは知らないのだが。
とんびは流行歌ではくるりと輪を描いたし、火鉢でするめを一枚焼くと必ずとんびとからすがついていたが今ではするめを一枚焼く事もなくなってしまった。
漁港へ行くと大空を何羽か飛んでいて干物加工場や漁港で魚がこぼれるのを見ているし稲刈りの終わった田んぼの上でも旋回し落穂を食べに来たスズメや野鼠を狙っている。
露天や商店の店先の商品をかっぱらうのをとんびと言ったし、冬になると和服の外套としてとんびと呼ばれるオーバーを着ていた、柳家小さん氏がよく似合ったのは奴さんみたいな体型からかな。
先日も熱海のバラ園でお弁当を広げている人を急降下して掠め取ろうとした、とんびに油揚げをさらわれる光景だったが、トビは油揚げのような薄いものでもさらって行くから大切なものはトビに限らず注意しろと喚起した事が由来ではなかろうかと思っているのだが。
トビが関わる言葉でよい言葉はとんびが鷹を産むか金鵄だろうか。
入梅て物黴そうで元気なし 枯沼
4 件のコメント:
こちらでは目立ちませんが、トンビが増えているところがあるそうでうね。
こそ泥、鳶合羽のこと、僕らの子供の頃に聞いたような聞かなかったような言葉ですね。
前にも書いていたらごめん。
昔,金沢に出張のとき,
兼六園に遊んだ。
串に刺したいろいろな食べ物を
園内の屋台で売っていた。
子供がそれらを持っていると,
とんびがそれを狙って急降下してくる。
みんなはそれを楽しんでいるように,
キャアキャアいっていた。
わたしがそのとき思ったのは,
危害が子供に及ばないよう,
とんびにも訓練をほどこし,
コイの餌みたように,
「とんびのえさ」を屋台で売ったら,
商売が成り立つだろうにということでした。
ター様
トビにまつわる言葉がスズメやカラスのように多いと言う事は昔は身近にいた鳥だったのでしょうね、増えているところがあるのはうれしい話しですがハシブトカラスのようになったら困ります。
治 様
いいアイデアですね、ただいつでもトビがいるようにしておかなければならないところが難しいようですね。
ヨコレスですが……。
タカは、専門家が雛鳥から訓練し、やっと鷹匠だけが操れるようになります。同じく野生の猛禽類であるトビを、子供にも危険がないように餌付けするのは、不可能だと思います。
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