2011年7月7日木曜日

ネギ坊主

殆ど耕作されておらず季節ごとに僅かに植えつけられ、後はこぼれた種から発芽した野菜が自然に育ち花や実をつけ朽ちてゆく生産緑地、今道路際に葱がありネギ坊主が完熟し種子が採れる寸前だ。ネギの種は針の先ほどの小さな黒い実、拡大するとどのような形か見たことは無いが、多分面白い形をしているのだろう。その植物が子孫を残すにふさわしい形状に変えてきている、親父が徹底的に乾燥させて白紙の上に集めているのを見た、大事に紙をたたみ来春播くと美味しいネギが食べられると教えてくれた。
ここではナタネが菜の花を咲かせ実ると野鳥が食べているが、ネギもこぼれ落ちるか野鳥が食べているのだろう、野球場くらいの畑だがもう暫くすると整地され細かく仕切り宅地として販売されるだろう。


味噌汁は葱延び沈む夏昼餉      枯沼

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