本当は各名人のDVDを買って聞けばよいのだが録画装置の連ドラ録画機能を使い日本の話芸を録画している。上方と江戸の噺を放送してくれるので知らない上方の噺が聞けるのも放送録画の利点だ。貯めておいて寝台にひっくり返り聞いていると寄席でひっくり返って聞いている気分になる、多分今では寄席も全て椅子席になってしまい煙草盆を前に寝転がっている風景は無いだろうが。
話芸と銘打っているだけあり演目もおなじみの古い噺で火事息子、三枚起請、唐茄子屋政談、粗忽長屋などなど話の内容が分かっていても同じ場所で笑ってしまったり、ほろりとさせられる、さすが名人の話芸だ。
それと放送時間が15分のため下手な枕を振ったりせずまじめに話しに入ってゆくのがよい。
昨夜貯蓄を取り崩して聞いた中に西行鼓滝という上方噺があり鼓滝という日本名三滝のひとつへ西行が出かけて和歌を詠み素人に直される夢を見た内容だが名滝が能勢辺りにあったとは知らなかった。
夏何処か涼しき巷半ズボン 枯沼
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