2011年7月29日金曜日

昆虫がいない

写真のコガネムシ(と推定)は我が家付近で未だ見られる甲虫ですがトックリバチの巣を見つけて気がついたのだが夏になるとジガバチ、ハンミョウ、カミキリ、コガネムシ、タマムシなど何処にでもいた昆虫がいないのだ。現在東京都内で玉虫厨子を再現、レプリカを作ろうとしても貼り付けるタマムシが採れないだろう。歩く先を飛んでいたハンミョウ(道教えとか道しるべとも呼んだ)やクワガタも全く見られず、モンシロチョウの幼虫を運んで来て地面に穴を掘り入れてしまうジガバチは幻ではないか。
ファーブル昆虫記を幼い頃に読んで感激出来たのは身近に似た例もあり頷けたからだろう。
昆虫や生き物に興味の無い方々は毎日何を喚いているのかと思われるだろうが見られる昆虫はゴキブリ、ハエ、カ、ノシメコクガ、ジンサンシバンムシ、ホシチョウバエなど衛生害虫、貯穀害虫だけとなったら世の中は無粋なものになりますぞ。
      写真の昆虫の名前を間違えている場合がありましたらおおしえください。
   見たくても何処に行ったか夏の虫        枯沼

3 件のコメント:

shiro-chan さんのコメント...

池でオハグロトンボを見つけましたがレンズが28-75ではとても届かぬ距離でありました``r(^^;)ポリポリ

ター さんのコメント...

昆虫界のバランスも適度に保たれてほしいですね。アオイラガ、チャドクガの天敵はいないのかしらと毎年思います。

さんのコメント...

shiro-chan 様

 お宅付近でも身近にオハグロトンボがいないのですね。オハグロトンボを望遠や望遠マクロで撮る昆虫ではないですよね、身近なに沢山ひらひら飛んでいた。

ター様

 天敵がいて食物連鎖が出来ていて暴発して増えるのを抑えていたはずですね、天敵がいないとは恐ろしいですね、抑止力がなくなっているのですから。アオイラガは触れると痛いですね。