2011年7月18日月曜日

林のバー

僕はこの季節に林のバーへ行くのが好きだ、気温が比較的高く風の無い日だと微かに醗酵臭がする時もある。実はクヌギ、カシなどの広葉樹の幹から出る樹液なのだ、これが夏の気温で醗酵していると僕は勝手に臭いからバーと名付けている。
ここにはカブトムシ、クワガタムシ、カナブン、コガネムシ、チョウ、スズメバチなどが来て争いながら樹液を吸っているが小さなものや力の弱いものは撥ね退けられたり追い出されたり生存競争が激しい。
このバーに現在、カナブン、コガネムシ、チョウが来ているが時々見られるクワガタムシやカブトムシはいなかった、夜行性のためなのか昨夜捕獲されてしまったのか。
ここは玉川上水にある秘密のバーの一つでカブトムシをお目に掛けられず残念、昆虫採集をするならバーで待っていると種々の昆虫が採取できる、時間帯で何が来たか記録しておくと夏休みの自由研究になるが永久に暇な僕が一定時間毎の写真を撮り調べてみるか、以前書いたサケノミチョウも来る。

此処で捕まえた甲虫の餌として蜂蜜を水で8倍濃度に希釈し脱脂綿に浸して置いておくと吸う、僕の経験ではカブトムシが12月頃まで生き延びた事が数回あります。濃度は少し不正確です、吸わなかったら徐々に濃くしてみてください。

虫を捕る麦藁帽の我何処に             枯沼

2 件のコメント:

ISI さんのコメント...

母さん 僕のあの麦藁帽子 どうしたんでせうね。
           ……西条八十……

沼さんの帽子も、碓氷峠あたりかと。

さんのコメント...

ISI 様

 そうでした、昔の軽井沢村の殆どが屋敷で
塀などもありませんでしたから、よく庭で迷いまして峠の方まで行ってしまい執事、爺や、婆やが村の人と捜してくれました・・・・上沼恵美子流に言うと。
麦稈帽子をかぶり名古屋東山動物園の手前の丘や森を遊びまわったものでしたが、4月に行ってみたら丘は開発され消滅されておりました。