ヘクソカズラ
万葉集に詠まれているこの雑草、夏草が生い茂る中で可憐であるが、草むしりなどして塀やフェンスなどから他の雑草と一緒にむしり取るとかなり臭い匂いを発する。誰でも一度や二度は嗅いでいるだろうけれど、この花の主と知らない、気がつかない方もあろう。
臭いは悪臭に属するが葉、実などは薬効があり漢方で使われ下痢止めや霜焼けの薬として使われているそうだ。
冬になると枯れて茶色くなった茎に実がついているのをクリスマスのリースなどに使われていたりするが夏に嫌がられた草でも枯れると重宝されるものがあるのだと思っている。
ヘクソカズラは今頃、フェンスのある工場、学校や運動場の日当たりのよいところで咲いており、我が家付近にもあり古代人集落の多いこの地帯で日本の夏を眺めて来た代表選手の一つだろう。
夏草を刈れば出てくるクソカズラ 枯沼
3 件のコメント:
屁と糞ですかぁ! なるほど臭いでしょうねね!(爆) こんな名前をつけたのはヒトでしょ。だからかな・・・この花の花言葉は「人嫌い」だそうです。
見たことも嗅いだこともないような・・・。
おかしな名前ですね。
暑くて、ヤケクソになって、つけたんでしょうか。
あー
ここでも糞でした。
shiro-chan 様
そこらへんに生えている普遍的な雑草ですから花を目当てに捜して花を摘んでみてください
ヘーッ、ウーンなるほどと納得されるはず。
kanon 様
万葉集にあると言うことはもっと以前から
日本人のイメージは同じだったのでしょうね。
別名は火傷が治りかかると花の色のようにムラサキっぽい色になる事からヤイトバナだそうですから、この方が未だ許せますね。
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